あいとくるしみ【愛と苦しみ】
《原題In Love and Trouble》米国の女性作家ウォーカーの短編小説集。1973年刊。別邦題「愛と苦悩のとき」。
あく‐しゅ【悪趣】
仏語。現世で悪事をした結果、死後におもむく苦悩の世界。地獄・餓鬼・畜生を三悪趣という。悪道(あくどう)。⇔善趣。
あくまのひのもとに【悪魔の陽の下に】
《原題、(フランス)Sous le soleil de Satan》ベルナノスの長編小説。1926年刊。北フランスの田舎町を舞台に、恋人を殺した娘の魂を救済しようとする神父の苦悩を描く。1987...
アジアのすな【アジアの砂】
多田裕計の長編小説。昭和31年(1956)刊。戦場で報道員として働く青年の苦悩を描いた戦争文学。
あんらく‐こく【安楽国】
極楽浄土の別名。この地には苦悩がなく、安穏快楽(あんのんけらく)であるところからいう。安楽浄土。安楽世界。
痛み
pain;agony《苦痛》;burden《重荷、苦労》;anguish《苦悩》
浮かぶ
I1〔水面にある〕float ((on)) ⇒うく(浮く)小舟が1艘そう浮かんでいたA boat was riding on the water.ビニール袋が川面に浮かんでいたA plastic...
内
1〔物の内部〕the inside雨が降ってきたので内に入ったIt began to rain, and so we went inside [indoors].その戸は内からは開かないThe ...
刻む
I1cut ((a thing)) into fine pieces;〔肉などを〕mince; hash(▼minceのほうが細かい);〔野菜を〕chopにんじんを細かく刻むcut (up) c...
苦渋
agony《苦悩》;(mental) pain《心痛》;bitterness《悲痛》
なやみ【悩み】
[共通する意味] ★物事がうまくいかず、どうしてよいか迷い、あれこれ苦しむこと。[英] worry[使い方]〔悩み〕▽思春期は悩みの多い年ごろだ▽悩みの種〔苦悩〕スル▽人生の苦悩を味わう▽苦悩の...
くのう【苦悩】
[共通する意味] ★物事がうまくいかず、どうしてよいか迷い、あれこれ苦しむこと。[英] worry[使い方]〔悩み〕▽思春期は悩みの多い年ごろだ▽悩みの種〔苦悩〕スル▽人生の苦悩を味わう▽苦悩の...
くもん【苦悶】
[共通する意味] ★物事がうまくいかず、どうしてよいか迷い、あれこれ苦しむこと。[英] worry[使い方]〔悩み〕▽思春期は悩みの多い年ごろだ▽悩みの種〔苦悩〕スル▽人生の苦悩を味わう▽苦悩の...
さんぜ【三世】
[意味] 仏教で、前世・現世・来世(後世)をいう。[使い方]〔三世〕▽三世の縁▽主従は三世[関連語]◆(二世) 現世と来世。この世とあの世。「親子は一世、夫婦は二世」「二世の契り(=夫婦の約束)...
エリュアール【Paul Eluard】
[1895〜1952]フランスの詩人。ダダイスム、シュールレアリスム運動に加わったのち、共産党に入党。第二次大戦中、対独抵抗運動に参加。民衆語による情熱的詩風を築いた。詩集「苦悩の首都」「詩と真...
おぎわら‐ひろし【荻原浩】
[1956〜 ]小説家。埼玉の生まれ。広告代理店勤務ののち文筆活動に入る。深刻なテーマをユーモアを交え描く作風で知られる。若年性認知症の苦悩を描いた「明日の記憶」で、山本周五郎賞受賞。短編集「海...
オニール【Eugene Gladstone O'Neill】
[1888〜1953]米国の劇作家。写実心理劇から表現主義、さらに超自然主義に移り、神を見失い安住の場を求めて苦悩する人間を描いた。1936年、ノーベル文学賞受賞。作「楡(にれ)の木陰の欲望」「...
かさい‐ぜんぞう【葛西善蔵】
[1887〜1928]小説家。青森の生まれ。自らの生活の苦悩を描き、破滅型の私小説作家といわれる。小説に「哀しき父」「子をつれて」「放浪」「湖畔手記」など。
コルタサル【Julio Cortázar】
[1914〜1984]アルゼンチンの小説家・詩人。幻想的作風で知られ、現代人の苦悩と魂の彷徨(ほうこう)を描いた長編小説「石蹴り遊び」は、現代ラテンアメリカ文学を代表する作品の一つ。ほかに、短編...