ふじた【藤田】
姓氏の一。 [補説]「藤田」姓の人物藤田小四郎(ふじたこしろう)藤田嗣治(ふじたつぐはる)藤田伝三郎(ふじたでんざぶろう)藤田東湖(ふじたとうこ)藤田敏八(ふじたとしや)藤田豊八(ふじたとよはち...
ふじた‐いかだいがく【藤田医科大学】
愛知県豊明(とよあけ)市にある私立大学。昭和43年(1968)名古屋保健衛生大学として開学。藤田保健衛生大学に改称の後、平成30年(2018)、現校名に改称した。
ふじたきねん‐ていえん【藤田記念庭園】
青森県弘前市にある庭園。大正8年(1919)完成。弘前出身の実業家、藤田謙一によってつくられた。東北では平泉の毛越寺庭園に次ぐ広さを有する。
ふじた‐スケール【藤田スケール】
竜巻による被害の規模の尺度。建物の損壊や木々の損傷の状態により、被害が軽微なものから甚大なものになるにしたがい、F0からF6まで7等級で表される。1971年、シカゴ大学の藤田哲也が提唱。Fスケー...
ふじた‐とよはち【藤田豊八】
[1869〜1929]東洋史学者。徳島の生まれ。早大・東大・台北大教授を歴任。号、剣峰。著「東西交渉史研究」など。
ふじた‐こしろう【藤田小四郎】
[1842〜1865]江戸末期の志士。水戸藩士。東湖の四男。名は信。幕府の攘夷(じょうい)延期を不満として筑波山で挙兵。上洛の途中で降伏し処刑された。→筑波山事件
ふじた‐つぐはる【藤田嗣治】
[1886〜1968]洋画家。東京の生まれ。渡仏し、エコール‐ド‐パリの一員として名をなした。乳白色の地に面相筆で線描する独自の画風で知られる。第二次大戦後、フランスに帰化。のち、カトリックの洗...
ふじた‐でんざぶろう【藤田伝三郎】
[1841〜1912]実業家。山口の生まれ。明治維新後、陸軍用達業者となり、西南戦争で巨利を得て藤田組を創設。鉱業を主に多数の事業を行った。
ふじた‐とうこ【藤田東湖】
[1806〜1855]江戸末期の儒学者。水戸藩士。幽谷(ゆうこく)の二男。名は彪(たけき)。通称、虎之助。藩主徳川斉昭のもとで藩政改革に尽力。また、その思想は尊王攘夷運動に大きな影響を与えた。安...
ふじた‐としや【藤田敏八】
[1932〜1997]映画監督・俳優。朝鮮の生まれ。「非行少年・陽の出の叫び」で監督デビュー。やりきれない閉塞感(へいそくかん)を抱えた若者の姿を描き、若年層の共感を得た。代表作「八月の濡(ぬ)...