くが‐ち【陸地】
りくち。「紀伊国千里浜の遠千潟、俄(にはか)に—になること二十余町なり」〈太平記・二〉
りく‐ち【陸地】
地球の表面で、水におおわれていない部分。地球表面積の30パーセントを占め、その平均高度は840メートル。陸。
りくちそくりょう‐ぶ【陸地測量部】
旧日本陸軍参謀本部に属し、陸地の測量、軍事用地図その他の地図の製作・修正などを行った機関。明治21年(1888)に創立。現在の国土交通省国土地理院の前身。
りくち‐めん【陸地綿/陸地棉】
アメリカ、アジア、エジプトを除くアフリカなど、世界で最も広く栽培されているワタ。ペルー・メキシコの原産。海島(かいとう)綿に対しての称。
ろく‐じ【陸地】
平らな土地。また、りくち。「海は傾きて—をひたせり」〈方丈記〉