いっちょう‐いっし【一張一弛】
《「礼記」雑記下から》弓の弦を張ったりゆるめたりするように、気持ちをひきしめたりゆるめたりすること。厳格さと寛大さを交互に示すこと。また、盛んになったり衰えたりすること。
えんじゅあんざっき【円珠庵雑記】
江戸時代の随筆。2巻。契沖(けいちゅう)著。元禄12年(1699)成立、文化9年(1812)刊。古語の考証や解釈を中心としたもの。円珠庵は契沖の住んでいた庵の名。続編に「円珠庵雑雑記」がある。
おお‐まえ【大前】
1 神や天皇の前を敬っていう語。みまえ。「天照大御神の—に白(まを)さく」〈祝詞・祈年祭〉 2 数人で弓を射るとき、最初に射る射手。「総射手の前に射る故—と云ふは」〈貞丈雑記・一二〉
お‐すべり【御滑り】
1 「滑り台」の美化語。 2 《女房詞から》神仏への供物や貴人の食物・所持品のお下がり。「『あなた、—でございます。一つお戴き遊ばせ』と青柳夫人は菊の御紋をうち出した紅葉雁(べにらくがん)を東老...
き‐くつ【鬼窟】
1 鬼のすむ洞穴。 2 物事の道理に暗いこと。また、そういう仲間。「談林風の—裡に堕在していた芭蕉の天才を」〈芥川・芭蕉雑記〉
雑記
miscellaneous notes;〔覚え書き〕a memorandum雑記帳a notebook
diary
[名](複 -ries)C1 日記(帳),日誌keep a diary日記を(ずっと)つけている(◆習慣的行為)write in one's diary日記をつける(◆個々の行為)1a ((英)...
scratch
[動]1 他〈体・物など(の表面)を〉(尖った物で)ひっかく(解説的語義)〈かゆい部分などを〉かく,〈場所を〉かきむしる;自(…を)ひっかく≪at≫,(場所を)かく,かきむしる≪on≫(⇒cut...
scratch pad
1 ((米))メモ帳,雑記帳2 《コンピュ》スクラッチパッド(◇一時的データ保管用高速メモリ)
かきつけ【書き付け】
[共通する意味] ★簡単な文を書くこと。また、その書いたもの。[英] a memo[使い方]〔書き付け〕▽書き付け程度ですが、要点をまとめてみました〔メモ〕スル▽要点をメモしておく▽メモをとりな...
いっぴつ【一筆】
[共通する意味] ★簡単な文を書くこと。また、その書いたもの。[英] a memo[使い方]〔書き付け〕▽書き付け程度ですが、要点をまとめてみました〔メモ〕スル▽要点をメモしておく▽メモをとりな...
ざっき【雑記】
[共通する意味] ★簡単な文を書くこと。また、その書いたもの。[英] a memo[使い方]〔書き付け〕▽書き付け程度ですが、要点をまとめてみました〔メモ〕スル▽要点をメモしておく▽メモをとりな...
ひとふで【ひと筆】
[共通する意味] ★簡単な文を書くこと。また、その書いたもの。[英] a memo[使い方]〔書き付け〕▽書き付け程度ですが、要点をまとめてみました〔メモ〕スル▽要点をメモしておく▽メモをとりな...
メモ
[共通する意味] ★簡単な文を書くこと。また、その書いたもの。[英] a memo[使い方]〔書き付け〕▽書き付け程度ですが、要点をまとめてみました〔メモ〕スル▽要点をメモしておく▽メモをとりな...
いせ‐さだたけ【伊勢貞丈】
[1718〜1784]江戸中期の有職(ゆうそく)故実家。江戸の人。号、安斎。家学の伊勢流を継ぎ、武家の故実を大成。著「貞丈雑記」「安斎随筆」など。いせていじょう。
かのう‐さくじろう【加能作次郎】
[1885〜1941]小説家。石川の生まれ。自然主義の流れをくむ自伝的・身辺雑記的心境小説を書いた。作「厄年」「世の中へ」「乳の匂ひ」など。
ネクラーソフ【Nikolay Alekseevich Nekrasov】
[1821〜1878]ロシアの詩人・ジャーナリスト。農奴解放を呼びかける一方、進歩的雑誌「同時代人」「祖国雑記」を編集。長編叙事詩「ロシアはだれに住みよいか」「デカブリストの妻」など。
ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査し、「東遊雑記」「西遊雑記」などを著す。幕命で「武蔵五郡の図」などを作成。
ミハイロフスキー【Nikolay Konstantinovich Mikhaylovskiy】
[1842〜1904]ロシアの思想家。ナロードニキ運動の代表的理論家として雑誌「祖国雑記」「ロシアの富」に多くの評論を執筆。著「進歩とは何か」など。