でん‐こう【電光】
1 雷雲中や雷雲間、または雲と地面との間に起こる、火花放電の際の発光現象。雷鳴を伴うことが多い。稲妻(いなずま)。稲光(いなびかり)。 2 電灯の光。
でんこう‐けいじばん【電光掲示板】
電球や発光ダイオードを格子状に多数配列し、それらを点滅することにより文字や絵図を表示する装置。
でんこう‐せっか【電光石火】
1 稲妻や火打ち石が発する閃光(せんこう)。きわめて短い時間のたとえ。 2 動作が、きわめて速いこと。すばやいこと。「—の早業(はやわざ)」
でんこう‐ちょうろ【電光朝露】
いなびかりと朝の露。はかなく消えやすいことのたとえ。「—の命」
でんこう‐ニュース【電光ニュース】
配列した多数の電球や発光ダイオードの点滅によって文字を描き出し、ニュースなどを速報する装置。
でんこう【電光】
1〔電灯の光〕electric light2〔稲妻〕lightning電光掲示板an electric(al) scoreboard彼は電光石火のごとくその記事を書き上げたHe finished...
でんこうけいじばん【電光掲示板】
an electric(al) scoreboard
でんこうせっか【電光石火】
彼は電光石火のごとくその記事を書き上げたHe finished (writing) the article in no time.彼らは電光石火の早業でテントを張ったThey pitched t...
でんこうニュース【電光ニュース】
an illuminated news display
でんこうえいり【電光影裏】
人生は束の間であるが、人生を悟った者は永久に滅びることがなく、存在するというたとえ。▽「電光」は稲妻のこと、「影」は光の意。「電光影裏春風を斬きる(稲妻が春風を斬るようなもので、魂まで滅し尽くすことはできない)」の略。中国宋そうの僧祖元そげんを元げんの兵士が襲って殺そうとしたとき、祖元が唱えた経文の一句。
でんこうせっか【電光石火】
稲妻の光や石を打ったとき出る火の意から、動きが非常に素早いことのたとえ。また、非常に短い時間のたとえ。▽「電光」は稲妻の光、「石火」は火打ち石などを打つときに出る火の意。
でんこうちょうろ【電光朝露】
稲妻の光や朝の露の意。転じて、きわめて短い時間のたとえ。また、はかない人生やはかないもののたとえ。▽「電光」は稲妻、「朝露」は葉に宿る朝の露。稲妻は一時の光で、朝露は太陽が昇ればすぐに消えてしまうことからいう。