あい‐くち【合(い)口】
1 (「匕首」と書く)鍔(つば)のない短刀。九寸五分(くすんごぶ)。「ふところに—をのむ」 2 人と何かをするときの相性。「彼とは—がいい」 3 互いに話が合い、気心の合うこと。また、その間柄。...
あお‐くび【青首/青頸】
1 「青首家鴨(あおくびあひる)」の略。 2 マガモの雄。頭部が緑色をしているのでいう。
あし‐くび【足首/足頸】
足のくるぶし。また、その上の少し細くなった部分。
いき‐くび【生き首】
生きている人から取った首。また、切ってまもない首。なまくび。
い‐くび【猪首/猪頸】
1 首が太くて短いこと。また、そういう首。 2 《首が短く見えるところから》兜(かぶと)を後ろにずらして、少しあみだにかぶること。敵の矢も刀も恐れない、勇ましいかぶり方という。「甲(かぶと)—に...
えりくび【襟首】
[共通する意味] ★首の後ろの部分。[英] the nape[使い方]〔首筋〕▽首筋を痛める▽首筋の疲れをほぐす〔首根っこ〕▽首根っこをおさえて謝らせる〔項〕▽白いうなじ▽悲しみにうなじを垂れる...
かくしゅ【馘首】
[共通する意味] ★雇用者が雇っていた人をやめさせること。[英] dismissal[使い方]〔解雇〕スル▽従業員を解雇する〔馘首〕スル▽不況で馘首される〔首切り〕▽大量の首切りをする〔くび〕▽...
くび【首】
[共通する意味] ★脊椎(せきつい)動物の頭と胴体をつなぐ細くなっている部分。[英] the neck[使い方]〔首〕▽キリンは首が長い▽窓から首を出すな▽首をかしげる(=不審に思う)〔首っ玉〕...
げんしゅ【元首】
[意味] 国際法上、外部に対して一国を代表する資格を持つ者。[英] a sovereign[使い方]〔元首〕▽式典には各国の元首が参列した[関連語]◆(君主) 世襲により一国を統治する最高位の人...
てくび【手首】
[共通する意味] ★腕の特定の部分の名称。[使い方]〔手首〕▽手首をつかんでひっぱる▽手首を骨折する〔肘〕▽食卓にひじをついてはいけない▽ひじを張る[使い分け]【1】「手首」は、腕と手の平とがつ...
ぐんりゅうむしゅ【群竜無首】
人材は揃っているが、統率者になるほどの人がいず、物事がうまく行かないことのたとえ。
しあんなげくび【思案投首】
よい解決策が思い浮かばず、困って首をかしげているさま。ああでもないこうでもないと、考えあぐねているさま。
ていとうけいしゅ【低頭傾首】
頭を低くして、謹慎すること。また、うなだれること。▽「低頭」はこうべを低くする意。「傾首」もこうべをかたむける意。「頭こうべを低たれて首くびを傾かたむく」と訓読する。
へいこうとんしゅ【閉口頓首】
困りきってどうしようもないさま。また、やり込められて返答のしようのないさま。
りゅうとうげきしゅ【竜頭鷁首】
天子や貴人の乗る船。また、立派な船。竜の彫り物や鷁の頭を船首・船側につけた船。風流を楽しむ船。▽「鷁」は水鳥の名。風波に耐えてよく飛ぶところから水難よけとされる。「竜」は「りょう」、「首」は「す」とも読む。