じん‐しん【人心】
人間の心。また、世の人々の考えや気持ち。「—を掌握する」「—を惑わす」
じんしん‐いっしん【人心一新】
人々の気持ちを入れ替えて、まったく新しくすること。「配置転換で—を図る」
人心(じんしん)の同(おな)じからざるは其(そ)の面(おもて)の如(ごと)し
《「春秋左氏伝」襄公三一年から》人の顔つきがみなそれぞれ違っているのと同様、人の心もそれぞれ違っているということ。人心は面の如し。
ひと‐ごこち【人心地】
1 生きた心地。また、ほっと、くつろいだ感じ。「恐ろしくて—もなかった」 2 人間としての平常の感覚や意識。ひとごころ。「少し—もせば院に参らせむと」〈宇津保・国譲下〉
人心地(ひとごこち)が付(つ)・く
緊張から解放されて、ほっとした気持ちになる。「風呂につかって、やっと—・いた」