あく‐だま【悪玉】
1 悪事をする者。悪人。悪いやつ。江戸時代、草双紙の挿絵で円の中に「悪」の字を書いて顔とし、悪人を表したのに基づく。⇔善玉。 2 芝居や映画で悪人の役。悪役。
あくだま‐きん【悪玉菌】
人の腸内に存在する細菌のうち、その活動によって生み出される代謝物が人の健康維持に害をなすもの。大腸菌、ウェルシュ菌、ぶどう球菌など。→善玉菌
エッチディーエル‐コレステロール【HDLコレステロール】
《high-density lipoprotein cholesterol》HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロール。HDLは体内の末梢で酸化して害をなすコレステロールを取り除き、...
カカオ‐たんぱくしつ【カカオ蛋白質】
チョコレートなどの原料となるカカオに由来するたんぱく質。難消化性で大腸において、いわゆる善玉菌の栄養となり、腸内細菌叢の改善に役立つとされる。カカオプロテイン。
かんぜん‐ちょうあく【勧善懲悪】
善事を勧め、悪事を懲らすこと。特に、小説・芝居などで、善玉が最後には栄え、悪玉は滅びるという筋書きによって示される、道徳的な見解にいう。勧懲。
正義のハッカー
a white hacker[意味]善意で他のコンピュータに入り、操作する人;[同義語]ホワイト(ハット)ハッカー、善玉ハッカー
ホワイト(ハット)ハッカー
a white hat hacker[意味]善意で他のコンピュータに入り、操作する人。;[同義語]善玉ハッカー、正義のハッカー;[対義語]ブラック(ハット)ハッカー
bad [good] cholesterol
悪玉[善玉]コレステロール
cholesterol
[名]U《生化学》コレステロールbad [good] cholesterol悪玉[善玉]コレステロール
goodie
[名]〔通例~s〕((英略式))(映画・テレビの)善玉,善人役;おりこうさん(⇔baddie)
ぜんにん【善人】
[共通する意味] ★よい人。心の善良な人。[英] a good man[使い方]〔善人〕▽底抜けの善人▽善人面(づら)〔善玉〕▽善玉悪玉入り乱れての大活劇[使い分け]【1】「善人」は、文字どおり...
ぜんだま【善玉】
[共通する意味] ★よい人。心の善良な人。[英] a good man[使い方]〔善人〕▽底抜けの善人▽善人面(づら)〔善玉〕▽善玉悪玉入り乱れての大活劇[使い分け]【1】「善人」は、文字どおり...
わるもの【悪者】
[共通する意味] ★たちの悪い人。悪事を働く人。悪い奴(やつ)。[英] a bad man; an evildoer[使い方]〔悪人〕▽国家を売った悪人▽悪人呼ばわりされる〔悪者〕▽悪者を懲らし...
あくにん【悪人】
[共通する意味] ★たちの悪い人。悪事を働く人。悪い奴(やつ)。[英] a bad man; an evildoer[使い方]〔悪人〕▽国家を売った悪人▽悪人呼ばわりされる〔悪者〕▽悪者を懲らし...
あっかん【悪漢】
[共通する意味] ★たちの悪い人。悪事を働く人。悪い奴(やつ)。[英] a bad man; an evildoer[使い方]〔悪人〕▽国家を売った悪人▽悪人呼ばわりされる〔悪者〕▽悪者を懲らし...
肥満度検査の目的
内臓脂肪蓄積・肥満の有無をチェック むかしは、体重測定だけで肥満の有無を判定していましたが、肥満と肥満がもたらす病気の関係が明らかになるにつれ、検査方法も変化してきました。 現在、肥満の判定に用いられているのは、「BMI」と「腹囲」です。BMIと腹囲を総合して、健康上問題となる肥満を判定します。 BMI(BodyMassIndex=ボディ・マス・インデックス)とは、国際的にも広く用いられている体格指数で、体重と身長からBMI値を割り出します。 肥満の定義上、本来は体脂肪量から判定すべきなのですが、BMIは体脂肪を反映することから、肥満を判定する一つの目安として用いられています。 腹囲は、とくに内臓脂肪の蓄積を知るのに有意な検査で、メタボリックシンドロームの診断基準項目の一つにもなっています。 正確には、腹部CT検査などで、内臓脂肪面積が100c㎡以上ある場合に、内臓脂肪型肥満と診断されるのですが、腹囲は内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪面積)を反映することから、こちらも肥満判定に用いられています。 BMIや腹囲が基準値を外れる要因、つまりは肥満の要因には、遺伝的素因や性差も関与していますが、何よりも大きいのは生活習慣です。 食べ過ぎによる摂取エネルギーの過剰、運動不足による消費エネルギーの不足が、エネルギー収支のバランスを崩し、体脂肪や体重の増加をまねきます。 また、肥満をまねく生活習慣の下地にはストレス、睡眠不足、自律神経やホルモンバランスの乱れなども関係しています。これらが過食を招いたり、太りやすい体質をつくる場合も少なくありません。 中年以降に太りやすくなる原因としては、基礎代謝の低下があげられます。 基礎代謝とは、呼吸や睡眠、消化など、生命を維持するための活動に必要な最低限のエネルギーのことです。 年をとると活動量が減り、筋肉が落ち、また若い頃のように成長に必要なエネルギーもいらなくなります。 こうして基礎代謝は老化に伴い低下していくのですが、さらに運動不足などが加わると、基礎代謝の低下にも拍車がかかります。 基礎代謝は成人で平均1200kcalとされており、これより低下すればするほど、エネルギー収支のバランスが崩れて太りやすくなります。 肥満、とくに内臓脂肪の蓄積は、さまざまな生活習慣病を合併することで知られています。具体的には脂質異常症をはじめ、糖尿病、高血圧、高尿酸血症、脂肪肝、動脈硬化など。さらには脳卒中や心筋梗塞などの引き金となるといわれています。 また、近年はメタボリックシンドロームの概念からも、内臓脂肪型肥満が問題視されています。 脂肪細胞からは、アディポサイトカインと呼ばれる生理活性物質が分泌されています。 アディポサイトカインには、血糖値の上昇、脂質異常の促進、血圧の上昇にかかわる悪玉アディポサイトカインと、動脈硬化の抑制や糖代謝の改善に働く善玉アディポサイトカイン(アディポネクチンという)があり、健康な体内では善玉と悪玉のバランスが保たれています。 しかし、内臓脂肪が蓄積した状態では、善玉であるアディポネクチンの分泌が低下し、悪玉アディポサイトカインの分泌が過剰になるのです。 このアンバランスが生活習慣病の連鎖を引き起こし、動脈硬化を促進させると考えられています。 そのほかにも、内臓脂肪、皮下脂肪にかかわらず、肥満を放置していると、ひざや腰などに過剰な負荷がかかり続けるため、膝関節症などの運動器疾患をもたらします。 また、睡眠時無呼吸症候群や、女性では月経異常など婦人科系疾患との関連も指摘されています。
便が形成されるしくみ
大腸には、1日約1.5Lから2Lの液状の消化物が運び込まれます。大腸は、結腸の蠕動運動によって直腸へと消化物を運ぶ過程で、消化物から水分を吸収し、適度な固さの便をつくります。 まず、上行結腸では水分が吸収されて液状の消化物が半流動状になります。横行結腸で粥状に、下行結腸で半粥状になり、S状結腸では半固形まで水分が吸収されます。直腸で適度な固さのかたまりとなり、最終的に1日あたり約100~250gの便として排出されます。 直腸の便は、約75%が水分で、残り約25%が固形成分です。水分が80%を超えると下痢になります。 大腸でつくられた便には、消化物の残りかすのほか、脂肪、小腸で吸収されなかった繊維、たんぱく質、消化酵素、粘液、腸の粘膜からはがれ落ちた上皮細胞、そして"腸内細菌"などが含まれています。 大腸のなかには、1000種類100兆個以上もの腸内細菌がすみついています。 腸内細菌には、いわゆる"善玉菌"と"悪玉菌"があり、善玉菌は糖の未消化物を分解し、発酵させます。また、ビフィズス菌や乳酸菌なども善玉菌の一つで、腸の蠕動運動を促して便通をよくしたり、悪玉菌の繁殖を抑えたり、免疫力を高めたりなどといったはたらきを担っています。 一方、大腸菌や腸球菌、ウェルッシュ菌などの悪玉菌はアミノ酸を分解しますが、こちらは発酵ではなく、腐敗です。 腐敗によって生じる有毒ガスには、インドールやスカトールなどが含まれており、これらは便の悪臭の原因となります。臭気は便やおならとして排出されるほか、吸収されて血液に溶け込み、有毒成分は肝臓で解毒されます。