きょ‐せい【巨星】
1 直径が太陽の数十倍から100倍もある大きい恒星。絶対光度は非常に明るく、太陽の100倍程度あるが、密度は非常に小さい。アルデバラン・カペラなど。→矮星(わいせい) 2 輝かしい業績をあげた偉...
じゅん‐きょせい【準巨星】
恒星のうち、巨星に準ずる星。主系列星よりやや明るく、巨星へ進化する中間段階に位置する。水素の核融合がほぼ終了し、中心部分にヘリウムが集まっていると考えられる。代表的な準巨星として、小犬座のプロキ...
せいしょく‐きょせい【青色巨星】
恒星のうち、質量が極めて大きく表面温度が高いもの。青色の光を放つ。太陽の数倍以上の質量を持つが、エネルギーの放出速度が速いため寿命は短く、誕生から数千万年ほどで超新星爆発を起こす。→赤色巨星
せきしょく‐きょせい【赤色巨星】
表面温度が低い巨星のうち、スペクトル型がK型・M型の恒星。水素が核融合で使い果たされ、ヘリウム・炭素・珪素・鉄などの重い元素がたまった中心部が収縮を起こすと、外層部は膨張を始め、巨大な赤い星とな...
せきしょく‐ちょうきょせい【赤色超巨星】
超巨星のうち、表面温度が低く赤く見える恒星。または赤色巨星の中で半径が太陽の数百倍、光度が太陽の数万倍以上のもの。不安定で脈動変光星になっているものが多い。進化の最終段階にあり、超新星爆発を起こ...