しら‐じら【白白】
[副]《「しらしら」とも》 1 夜が明けて、だんだん明るくなっていくさま。「—と夜が明ける」 2 色の白いさま。また、白く見えるさま。「闇にくちなしの花が—(と)浮かぶ」 3 平気でしらばくれた...
しらじら‐あけ【白白明け】
《「しらしらあけ」とも》夜が明けようとして、空が次第に白くなりはじめること。また、そのころ。「夜の—に風に吹き曝(さら)されながら」〈谷崎・春琴抄〉
しらじら‐し・い【白白しい】
[形][文]しらじら・し[シク] 1 白く見えるさま。また、はっきりと見えるさま。「—・い月の光」「よそにふる物とこそ見め白雪の—・しくも思ほゆるかな」〈重之集〉 2 興ざめなさま。「—・い空気...
しろ‐じろ【白白】
[副] 1 いかにも白く見えるさま。「—(と)続く雪原」 2 夜がしだいに明けていくさま。しらじら。「東の空が—と明るくなる」
はく‐はく【白白】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 白いさま。「—たる雪山」 2 明らかなさま。疑う余地のないさま。「—たる証拠」「明々—」