いち【逸】
⇒いつ
いち‐はやく【逸早く/逸速く】
[副]《形容詞「いちはやし」の連用形から》真っ先に。すばやく。「—現場に向かう」「—手を引く」
いち‐はや・し【逸早し/逸速し】
[形ク]《「いち」は、勢いのはげしい意の接頭語、「はやし」は、激しい、鋭いなどの意》 1 霊威・霊験が著しく恐ろしい。「熱田神(あつたのかみ)、—・くおはしまして…やがてたち所に、罰せさせおはし...
いち‐ぶつ【逸物】
「いちもつ(逸物)」に同じ。「この太刀、寸こそ短けれども、身においては—にてあるぞ」〈義経記・五〉
いち‐もつ【逸物】
群を抜いて優れているもの。特に、犬・牛・馬、または人などにいう。いちもち。いちぶつ。いつぶつ。「犬は三頭が三頭ながら、大きさも毛なみも一対な茶まだらの—で」〈芥川・偸盗〉
いちはやく【▲逸早く】
⇒さっそく(早速),ただちに(直ちに)事故のニュースを聞くと彼はいち早く現場へ駆け付けたOn hearing of the accident, he rushed to the scene at...
いちもつ【▲逸物】
〔物〕a superb article, a first-rate object;〔人〕an excellent personそのテーブルは金銀をはめこんだ逸物だったIt was a super...
いっき【逸機】
1回表の逸機が我がチームにとって最後まで響いたOur inability 「to take advantage of [to capitalize on] our chance in the t...
いっしつりえき【逸失利益】
lost profits
いっする【逸する】
1〔逃す〕lose; miss好機を逸したI let the chance 「slip by [get away]./I missed [lost] a good chance./《口》 I m...
いちもつ【逸物】
[意味] 多くの中で群を抜いてすぐれているもの。「いちぶつ」ともいう。[使い方]〔逸物〕▽十分に訓練を受けた逸物の猟犬▽黒鹿毛の逸物に鞍を置く
いっする【逸する】
[共通する意味] ★捕まえそこなう。[英] to let~escape[使い方]〔逃がす〕(にがす)(サ五)▽追いつめた脱獄囚を逃がしてしまう〔逃す〕(のがす)(サ五)▽大魚をのがす▽この機会を...
いっぴん【逸品】
[共通する意味] ★価値の高い、良い品物、作品。[英] a rarity[使い分け]【1】「逸品」は、質の高い、優れた物。【2】「絶品」は、これ以上ないほど優れていて、感心させられる物。また、物...
いつぶん【逸聞】
[共通する意味] ★珍しい、興味をそそられるような話。[英] a strange story[使い方]〔奇談〕▽奇談を収録する▽珍談奇談〔異聞〕▽異聞を集める▽赤穂義士異聞〔奇話〕▽奇話を披露す...
いつらく【逸楽】
[共通する意味] ★気持ちよく楽しいこと。また、楽しみを味わうこと。[英] pleasure[使い方]〔快楽〕▽快楽を追い求める▽快楽をむさぼる▽快楽主義〔歓楽〕スル▽歓楽に酔う▽歓楽におぼれる...