さい‐とう【彩陶】
彩文土器。特に中国における呼称で、仰韶(ぎょうしょう)文化を代表する土器とされる。幾何学文・動物文が多い。
さいとう【斎藤】
姓氏の一。 [補説]「斎藤」姓の人物斎藤月岑(さいとうげっしん)斎藤耕一(さいとうこういち)斎藤栄(さいとうさかえ)斎藤実盛(さいとうさねもり)斎藤拙堂(さいとうせつどう)斎藤隆夫(さいとうたか...
さい‐とう【柴灯/斎灯】
神仏の灯明としてたく柴(しば)のかがり火。
さい‐とう【菜豆】
インゲンマメの別名。
さい‐とう【西塔】
東西両塔のうち西にある塔。
比叡山延暦寺の三塔の一。根本中堂の西北方の地域で、釈迦堂(しゃかどう)を中心にした堂塔の総称。
さいとう‐げっしん【斎藤月岑】
[1804〜1878]江戸末期の文人。江戸神田の名主。名は幸成(ゆきなり)。通称、市左衛門。和漢の学に通じ、祖父の撰、父の補修による「江戸名所図会」を刊行。著「武江年表」「東都歳事記」「声曲類纂...
さいとう‐こういち【斎藤耕一】
[1929〜2009]映画監督。東京の生まれ。映画のスチール写真家、脚本家を経て「囁きのジョー」で監督デビュー。昭和49年(1974)「津軽じょんがら節」で芸術選奨。他に「約束」「旅の重さ」など。
さいとう‐さかえ【斎藤栄】
[1933〜2024]小説家。東京の生まれ。本姓、斉藤。昭和41年(1966)「殺人の棋譜」で江戸川乱歩賞を受賞。本格推理小説や社会派推理小説など、数多くの作品を手がけた。作「奥の細道殺人事件」...
さいとう‐さねもり【斎藤実盛】
[?〜1183]平安末期の武将。越前の人。保元の乱・平治の乱には源義朝に従って戦功があったが、義朝の戦死後は平宗盛・維盛に仕えた。のち、北陸で源義仲と戦って戦死。その際、老年を隠すために白髪を黒...
さいとう‐さんき【西東三鬼】
[1900〜1962]俳人・歯科医。岡山の生まれ。本名、斎藤敬直。第二次大戦後、山口誓子を主宰者に「天狼」を創刊。句集「夜の桃」「今日」「変身」など。