まつ‐だい【末大】
末端の方が大きいこと。
まつ‐だい【末代】
1 死んでからのちの世。後世。「—までの恥」 2 道義の衰えた末の世。末世。「かやうの事、—ざまには何となき事にてあるにこそ」〈愚管抄・二〉
末大(まつだい)必(かなら)ず折(お)る
《「春秋左伝」昭公一一年から》枝葉が大きすぎると、幹が折れる。下の者の勢力が強大になると、上の者は必ず滅びることのたとえ。
まつだい‐もの【末代物】
末代までも使用できる堅牢(けんろう)なもの。
まつだいら【松平】
姓氏の一。 [補説]「松平」姓の人物松平容保(まつだいらかたもり)松平定信(まつだいらさだのぶ)松平春岳(まつだいらしゅんがく)松平忠直(まつだいらただなお)松平信綱(まつだいらのぶつな)松平治...
まつだいら‐かたもり【松平容保】
[1836〜1893]幕末の会津藩主。京都守護職となって公武合体に尽力し、尊攘急進派の長州藩を一掃したが、鳥羽伏見の戦いに敗れて江戸へ逃れた。会津戦争で討幕軍に抗戦したが降伏、のち許されて日光東...
まつだいら‐さだのぶ【松平定信】
[1759〜1829]江戸後期の大名。田安宗武の七男。陸奥(むつ)白河藩主松平定邦の養子。号、楽翁。天明7年(1787)老中首座となり、寛政の改革を断行。著「花月双紙」「宇下人言(うげのひとこと...
まつだいら‐しゅんがく【松平春岳】
⇒松平慶永(よしなが)
まつだいら‐ただなお【松平忠直】
[1595〜1650]江戸初期の大名。越前福井藩主。結城秀康の長男。大坂の陣での論功を不満として反逆的言動をとり、豊後(ぶんご)に配流された。
まつだいら‐のぶつな【松平信綱】
[1596〜1662]江戸初期の大名。武蔵川越藩主。将軍徳川家光・家綱に仕え、島原天草一揆・由井正雪の乱・明暦の大火などを処理。伊豆守だったので「知恵伊豆」と称された。