みやけ【三宅】
姓氏の一。 [補説]「三宅」姓の人物三宅一生(みやけいっせい)三宅花圃(みやけかほ)三宅観瀾(みやけかんらん)三宅克己(みやけこっき)三宅艮斎(みやけごんさい)三宅周太郎(みやけしゅうたろう)三...
みやけ‐いっせい【三宅一生】
[1938〜2022]服飾デザイナー。広島の生まれ。本名、一生(かずなる)。日本の伝統的な生地を用いた作品などで注目を集め、パリコレクションで高い評価を得るなど国際的に活躍した。平成22年(20...
みやけ‐ざか【三宅坂】
東京都千代田区南西部、内堀通りの桜田門から半蔵門に至る坂。また、その一帯の称。江戸時代に三河田原藩三宅氏の藩邸があり、明治中期から陸軍省が置かれた。 日本社会党または社会民主党のこと。昭...
みやけ‐じま【三宅島】
伊豆七島の一。東京都三宅支庁三宅村をなす。面積55平方キロメートルの火山島で、噴火の記録が多い。最高峰は雄山(おやま)で標高775メートル。近世は流刑地。椿油などを特産。
みやけじま‐くうこう【三宅島空港】
東京都三宅村にある空港。地方管理空港の一。昭和41年(1966)開港。三宅島の東端に位置する。
みやけ‐かほ【三宅花圃】
[1869〜1943]歌人・小説家。東京の生まれ。本名、竜子。雪嶺の妻。中島歌子に和歌を学んだ。小説「藪(やぶ)の鶯(うぐいす)」「萩桔梗(はぎききょう)」など。
みやけ‐かんらん【三宅観瀾】
[1674〜1718]江戸中期の儒学者。京都の人。名は緝明(しゅうめい)。浅見絅斎(あさみけいさい)・木下順庵に学び、徳川光圀に招かれて「大日本史」の編纂に協力した。のち、幕臣として活躍。著「中...
みやけ‐こっき【三宅克己】
[1874〜1954]洋画家。徳島の生まれ。光風会の結成に参加。早くから水彩画に専念。
みやけ‐ごんさい【三宅艮斎】
[1817〜1868]江戸末期の蘭方医。肥前の人。名は温(おん)。字(あざな)は子厚(しこう)。号は桃樹園。楢林栄建(ならばやしえいけん)に師事し、蘭方医学を学ぶ。佐倉藩医。外科術と包帯術に長じ...
みやけ‐しゅうたろう【三宅周太郎】
[1892〜1967]演劇評論家。兵庫の生まれ。歌舞伎・文楽の劇評は、穏健・公平と評された。没後、芸術院恩賜賞。著作に「文楽の研究」「演劇巡礼」「観劇半世紀」など。