いぬ‐ぶな【犬橅/仙毛欅】
ブナ科の落葉高木。山地に自生し、高さは約25メートルに達する。樹皮は黒褐色、いぼ状の皮目がありざらつく。葉は楕円形で裏面に毛があり灰白色。5月ごろ花をつける。主に太平洋側のブナ帯下部に分布。くろぶな。
サボテン
《語源は、(ポルトガル)sabão(石鹸)と「手」を合成した語の転など諸説ある》 1 サボテン科の植物の総称。茎は多肉質で、葉はとげ状。花は花びらと萼(がく)の別がない。南北アメリカの乾燥地によ...
せん【仙】
1 仙人。「天上の—の暫くこの世に降(くだ)りて」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 仙人の術。仙術。「—を求むる志ありて葛城山に住む」〈三宝絵・中〉 3 仙人の住む所。「只王質が—より出でて七世の孫に会...
せん【仙】
[常用漢字] [音]セン(呉)(漢) 1 山中で修行して不老不死の術を修めた人。「仙境・仙骨・仙術・仙女(せんにょ・せんじょ)・仙人/神仙・謫仙(たくせん)・登仙」 2 世俗にとらわれない人。非...
せん‐いん【仙院】
1 上皇・法皇の御所。また、そこに住む上皇・法皇。仙洞。 2 女院のこと。
せんかい【仙界】
I〔仙人の住む所〕an abode of immortalsII〔俗世間を離れた所〕a secluded place far from worldly cares
せんこつ【仙骨】
the sacrum ((複 sacra))仙骨の sacral
せんじゅつ【仙術】
〔不老不死の術〕the secret art of eternal life;〔超自然的な術〕supernatural arts仙術を使うpractice supernatural arts
せんにょ【仙女】
a fairy; a nymph(▼木や川や山などに住む精)
せんにん【仙人】
I〔想像上の隠者〕an immortal; a benevolent wizard living in the mountainsII〔世間離れした人〕an unworldly man
せんさいきさい【仙才鬼才】
他の人に比べて飛び抜けてすぐれた才能。▽「仙才」は仙人のような才能。仙人は人間界を離れて神通力を得た人。「鬼才」は人間業とは思えないようなずば抜けた才能のこと。もとは唐の詩人の李白を仙才、李賀を鬼才と称した。
せんしぎょくしつ【仙姿玉質】
並はずれた美人の形容。▽「仙姿」は仙女の姿。高尚で優雅な姿をたとえる。「玉質」は宝玉のようになめらかで美しい肌のこと。
せんぷうどうこつ【仙風道骨】
凡人とはまるで違う、世俗を超越したすぐれた人の容貌ようぼうの形容。仙人や道士の風采ふうさい資質の意から。▽「仙風」は仙人の風采ふうさい、「道骨」は道を体得した者の容貌。「骨」は骨相・姿かたち・資質のこと。