あか・る【別る/散る】
[動ラ下二]ちりぢりになる。ばらばらに別れる。「人々—・れて、宿求むる」〈更級〉
あかれ【別れ/散れ】
1 集まっていた人々が、あちこちにわかれ散ること。散会。「弘徽殿(こきでん)の御—ならむ、と見給へつる」〈源・花宴〉 2 所属するもの。分(ぶん)。「桜萌黄(さくらもえぎ)などは、女院の御—」〈...
あかれ‐あかれ【別れ別れ】
[副](多く「に」を伴って)あちこちに分散しているさま。別々に。散り散りに。「をとこ君達の御母、みな—におはしましき」〈大鏡・為光〉
こと‐あまつかみ【別天つ神】
古事記で、天地開闢(かいびゃく)の初めに現れたとされる神。天つ神の中で別格とされる。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)・可美葦...
ビシュ‐バリク【Biss balïq】
《五つの城の意》中国新疆ウイグル自治区、天山山脈の東北麓にあったオアシス都市。唐代の702年に北庭都護府が置かれた。現在のジムサ地方にあたる。 [補説]「別失八里」とも書く。
べっか【別科】
a special course別科生a student in a special course
べっかく【別格】
あの人は別格だHe is special [a special case/an exceptional case].彼は別格の扱いを受けたHe was given special treatme...
べっかん【別巻】
a supplementary volume ((to))
べっかん【別館】
an annex,《英》 an annexe博物館の別館an annex to the museum/the museum annex
べっき【別記】
別記のごとく彼はパリで勉強したAs stated elsewhere, he studied in Paris.
べっかく【別格】
[共通する意味] ★他のものとは違っていること。[英] special《形》[使い方]〔特別〕(形動・副)▽特別な扱いはしないでほしい▽特別に安くしてやろう▽この店のケーキは特別おいしい〔格別〕...
べっかん【別館】
[共通する意味] ★本館とは別に建てた建物。[英] an annex(e)[使い方]〔別館〕▽このデパートは別館に紳士服売場がある〔新館〕▽新館との連絡通路▽洋風の新館がある旅館[使い分け] 「...
べっけ【別家】
[共通する意味] ★家族の一員が、家から分かれて別に一家をつくること。また、その家。[英] a branch family[使い方]〔分家〕スル▽彼は分家の長男だ▽次男が独立して分家した〔別家〕...
べっこ【別個】
[共通する意味] ★異なること。同じでないこと。[英] different[使い方]〔別〕(名・形動)▽みんなそれぞれ別な事を考えている▽これではなく別のが欲しい▽別の日にお会いしましょう〔別個...
べっこう【別項】
[共通する意味] ★この項目(箇条、条項)ではない、他の項目。[使い分け] 「別項」は、他の項目、「前項」は、それより前に挙げた項目、「後項」は、それより後に挙げる項目の意味。[英] anoth...
べっしょ‐ながはる【別所長治】
[1558〜1580]戦国時代の武将。播磨三木城城主。織田信長の命による羽柴秀吉の中国攻めに抗戦、2年の籠城ののち城兵の助命を条件に投降、自害した。
べつき‐しょうざえもん【戸次庄左衛門】
[?〜1652]江戸初期の軍学者。姓は別木とも書く。浪人仲間とともに、増上寺での徳川秀忠夫人の法要を機会に挙兵をはかったが、事前に発覚。浅草で磔(はりつけ)に処された。
べつやく‐みのる【別役実】
[1937〜2020]劇作家。満州の生まれ。広島の被爆者を描いた「象」で注目され、昭和43年(1968)には「マッチ売りの少女」「赤い鳥の居る風景」で岸田国士戯曲賞を受賞。その後も、日本の不条理...