かんぎ‐えん【咸宜園】
文化14年(1817)、広瀬淡窓(ひろせたんそう)が郷里である豊後(ぶんご)の日田に開いた私塾。大村益次郎・高野長英らが学んだ。
かんよう【咸陽】
中国陝西(せんせい)省、渭水(いすい)北岸にある工業都市。紡績工業が盛ん。秦(しん)代の首都。人口、行政区95万(2000)。シエンヤン。
かんよう‐きゅう【咸陽宮】
戦国時代に秦の孝公が咸陽に建てた壮大な宮殿。のち、始皇帝が住んだ。 [補説]曲名別項。→咸陽宮
かんようきゅう【咸陽宮】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。燕(えん)の荊軻(けいか)と秦舞陽(しんぶよう)は秦の始皇帝の命をねらうが、花陽夫人の琴に聴きほれているうちに討ち取られる。
かんりん‐まる【咸臨丸】
江戸幕府が安政4年(1857)にオランダで建造させた木造・3本マストの蒸気軍艦。原名ヤパン。排水量625トン、機関100馬力、備砲12門。幕府海軍の練習艦として用いられた。万延元年(1860)勝...