エレジー【elegy/(フランス)élégie】
悲歌。哀歌。挽歌(ばんか)。 [補説]作品名別項。→エレジー
か【歌】
[音]カ(呉)(漢) [訓]うた うたう [学習漢字]2年 〈カ〉 1 うた。「歌曲・歌劇・歌詞・歌謡/哀歌・演歌・凱歌(がいか)・軍歌・校歌・国歌・賛歌・聖歌・挽歌(ばんか)・牧歌・四面楚歌...
ひ‐か【悲歌】
[名](スル) 1 悲しんでうたうこと。悲しみをうたった歌。エレジー。哀歌。「—して独り流涕す」〈紅葉・金色夜叉〉 2 死者をいたむ歌。 [補説]作品名別項。→悲歌
ラメント【lament】
嘆き。また、哀歌。
レモン‐き【レモン忌】
1 高村光太郎の妻、智恵子の忌日。10月5日。智恵子の臨終をうたった光太郎の詩「レモン哀歌」にちなむ。 2 (檸檬忌)梶井基次郎の忌日。3月24日。作品「檸檬」にちなむ。
哀歌
〔悲歌〕a song of sorrow, a lament;〔挽歌〕a dirge, an elegy切々たる哀歌a heartrending song of sorrowエレミヤ哀歌the ...
elegiac
[形]((形式))1 《古典韻》挽歌ばんか形式の,哀歌体の2 悲哀に満ちた,うら悲しい━━[名]〔しばしば~s〕挽歌形式[哀歌体]の詩(行)
elegy
[名](複-gies)挽歌ばんか形式[哀歌体]の詩(行),哀歌,悲歌,挽歌,エレジーelegyの派生語elegist名哀歌作者,挽歌詩人
epicedium
[名](複-ce・di・a /-síːdiə/)葬送歌,哀歌,挽歌ばんかepicediumの派生語epicedial, epicedian形
keen2
[名]((古))(死者のための)哀歌;悲嘆の叫び━━[動]自哀歌を歌う;〔進行形で〕(死者に対して)泣き叫ぶ≪over≫;〈風が〉泣き叫ぶような音を出すkeen2の派生語keener名
エレジー
[共通する意味] ★悲しみの詩、死者を悼む詩。転じて、悲しみを歌う音楽。[使い分け] 「エレジー」は、「哀歌」「悲歌」と訳されるが、一般に、「悲歌」は「哀歌」より悲壮感が盛られたものをいう。
ひか【悲歌】
[共通する意味] ★悲しみの詩、死者を悼む詩。転じて、悲しみを歌う音楽。[使い分け] 「エレジー」は、「哀歌」「悲歌」と訳されるが、一般に、「悲歌」は「哀歌」より悲壮感が盛られたものをいう。
あいか【哀歌】
[共通する意味] ★悲しみの詩、死者を悼む詩。転じて、悲しみを歌う音楽。[使い分け] 「エレジー」は、「哀歌」「悲歌」と訳されるが、一般に、「悲歌」は「哀歌」より悲壮感が盛られたものをいう。
ありま‐の‐みこ【有間皇子】
[640〜658]孝徳天皇の皇子。謀反をはかったとされて処刑された。このときの哀歌2首が万葉集にある。
いとう‐しずお【伊東静雄】
[1906〜1953]詩人。長崎の生まれ。「コギト」「四季」「日本浪曼派」同人。詩集に「わがひとに与ふる哀歌」「夏花」など。
かんばら‐ありあけ【蒲原有明】
[1875〜1952]詩人。東京の生まれ。本名、隼雄(はやお)。島崎藤村とともに新体詩の完成者となり、さらに日本象徴詩の先駆者となる。詩集「草わかば」「独絃哀歌」「春鳥集」「有明集」などがある。
グレー【Thomas Gray】
[1716〜1771]英国の詩人。ロマン主義の先駆者。「墓畔の哀歌」は「新体詩抄」に訳出され、明治文学に影響を与えた。グレイ。
たかむら‐ちえこ【高村智恵子】
[1886〜1938]洋画家・紙絵作家。福島の生まれ。夫は詩人・彫刻家の高村光太郎。雑誌「青鞜」の表紙絵などを描く。命日は光太郎の詩「レモン哀歌」にちなみ、レモン忌という。