しっ‐か【室家】
1 家。住居。 2 一家。家庭。 3 他人の妻を敬っていう語。閨室(けいしつ)。家室。「北条殿の—牧御方」〈吾妻鏡・二〉
しち【室】
⇒しつ(室)
しつ【室】
1 家の中の区切られた区画。へや。 2 会社や官庁などの組織の一。「企画開発—」 3 妻。特に、身分の高い人の妻。奥方。内室。「豊臣秀吉の—」 4 刀剣の鞘(さや)。 5 二十八宿の一。北方の第...
しつ【室】
[音]シツ(漢) [訓]むろ [学習漢字]2年 〈シツ〉 1 部屋。「室内/暗室・客室・居室・教室・個室・茶室・同室・病室・満室・和室・更衣室」 2 一族。家族。「王室・皇室・宗室」 3 貴人...
しつい【室韋/失韋】
6世紀から10世紀にかけて、中国北東部の嫩江(のんこう)流域を中心に居住した部族。蒙古族とツングース族との混血といわれる。隋・唐以降は、韃靼(だったん)・阻卜(そぼく)と同義に用いられた。
しつ【室】
〔部屋〕a room室外にoutside the room102号室Room (No.) 102(▼one oh twoと読む)
しつおん【室温】
室温を摂氏27度に保つkeep the room temperature at 27°C
しつがい【室外】
室外の 〔部屋の外〕outside a room;〔戸外の〕outdoor, out-of-door室外ユニット〔エアコンなどの〕an outdoor unit
しつちょう【室長】
the head of an office
しつない【室内】
室内で[に] indoors; in [inside] a room室内の indoor雨降りで一日中室内に閉じこめられたWe were kept indoors all day by the ...
むろい‐みつひろ【室井光広】
[1955〜2019]小説家・文芸評論家。福島の生まれ。図書館司書や予備校の講師を経て文筆の道に入る。「おどるでく」で芥川賞受賞。他に小説「猫又拾遺」「そして考」「あとは野となれ」、評論に「零の...
むろう‐さいせい【室生犀星】
[1889〜1962]詩人・小説家。石川の生まれ。本名、照道。別号、魚眠洞。「愛の詩集」「抒情小曲集」を発表、叙情詩人として出発。のちに小説も発表。「性に眼覚める頃」「幼年時代」「あにいもうと」...
むろ‐きゅうそう【室鳩巣】
[1658〜1734]江戸中期の儒学者。江戸の人。名は直清。別号、滄浪。加賀前田家に仕え、藩命により木下順庵に学び、朱子学を信奉。のち、新井白石の推挙で将軍徳川吉宗の侍講となる。著「六諭衍義(り...