あお‐でい【青泥】
青金(あおきん)の粉をにかわでまぜて泥状にした彩色の材料。青金泥(あおきんでい)。
あお‐ふどう【青不動】
京都青蓮院(しょうれんいん)蔵の不動明王画像の通称。平安中期の作。全身が青色で彩色されているのでこの名がある。赤不動・黄不動とともに三不動の一。
あか‐え【赤絵】
1 赤色を主として彩色を施した陶磁器。また、その絵。中国では五彩という。中国の宋赤絵・金襴手(きんらんで)赤絵・万暦(ばんれき)赤絵・呉須(ごす)赤絵、日本の伊万里(いまり)赤絵・九谷赤絵の類。...
あか‐ふどう【赤不動】
高野山明王院蔵の不動明王画像の通称。平安後期から鎌倉前期の作。全身が赤色で彩色されているのでこの名がある。智証大師(円珍)が感得したものを図にしたという伝説がある。青不動・黄不動とともに三不動の一。
あか‐ほん【赤本】
《「あかぼん」とも》 1 草双紙の一。江戸中期、延宝から享保にかけて流行した子供向けの絵本。表紙が赤いところからよばれる。お伽話物が多い。→青本 →黒本 2 明治時代の少年向きの講談本。口絵・表...
彩り
I1〔彩色〕coloring,《英》 colouring2〔配色〕a color schemeその部屋の彩りが斬新だThe color scheme [coordination] of the ...
色分け
I〔色を分けて彩色し区別すること〕色分けする color-code; separate by color; distinguish by using different colorsII〔分類〕...
描く
〔鉛筆・クレヨンなどで〕draw;〔彩色して〕paint富士山の水彩画を書いているHe is painting Mt. Fuji in watercolors.
極彩色
rich [brilliant] coloring極彩色の richly colored;〔けばけばしい〕gaudy
彩色
coloring,《英》 colouring彩色する color,《英》 colour彩色画a colored picture; a color painting;〔版画〕a colored p...
さいしき【彩色】
[共通する意味] ★物に色をおくこと。いろどること。[英] coloring[使い方]〔彩色〕スル▽美しく彩色をほどこした箱〔配色〕スル▽配色のよさがきわだつ壁飾り[使い分け]【1】「彩色」は、...
はいしょく【配色】
[共通する意味] ★物に色をおくこと。いろどること。[英] coloring[使い方]〔彩色〕スル▽美しく彩色をほどこした箱〔配色〕スル▽配色のよさがきわだつ壁飾り[使い分け]【1】「彩色」は、...
にんぎょう【人形】
[共通する意味] ★人や動物の形に作った、装飾、愛玩(あいがん)用のもの。[英] a doll[使い分け]【1】「人形」は、主として人の形に作ったものをいうのに対して、「縫いぐるみ」は、動物など...
しろ【白】
[意味] 色の名。無彩色の最も明るい色。汚れのない雪や、塩の色。[英] white[使い方]〔白〕▽白の下着▽黒と白のチェック[補足]◇犯罪の容疑がないこと、また、容疑が晴れることもいう。「彼は...
ほしょく【補色】
[共通する意味] ★色相の環で、互いに反対側にある色。[英] an antagonistic color[使い分け]【1】いずれも、混合したときに無彩色となる二つの色、また、その二色の関係をいう...
おくむら‐まさのぶ【奥村政信】
[1686〜1764]江戸中期の浮世絵師。俗称、源八。絵草紙問屋を経営。紅絵(べにえ)・漆絵・紅摺(べにずり)絵など初期の浮世絵版画の彩色の改良に貢献。浮き絵・柱絵を考案した。
ステラ【Frank Philip Stella】
[1936〜2024]米国の画家・彫刻家。幾何学図形によるミニマルアートの先駆的絵画から出発。のち、多角形のカンバスを用いた無彩色絵画に移行し、さらに1980年代には彩色された金属板を重ねたレリ...
どんちょう【曇徴】
7世紀の高句麗(こうくり)の僧。推古天皇18年(610)渡来。五経に通じ、彩色(絵画)、紙墨の製法、水力を利用した臼の製法を伝えたという。生没年未詳。
ひらぐし‐でんちゅう【平櫛田中】
[1872〜1979]彫刻家。岡山の生まれ。本名、倬太郎(たくたろう)。高村光雲に師事し、日本美術院の再興に参加。写実的な作風で、彩色木彫が多い。文化勲章受章。作「鏡獅子」など。
モンドリアン【Pieter Cornelis Mondriaan】
[1872〜1944]オランダの画家。新造形主義を提唱し、水平線と垂直線、三原色と無彩色により画面を構成した。ピエト=モンドリアン。