いしょう‐けん【意匠権】
産業財産権の一。工業上利用することができる新規の意匠を独占的・排他的に使用できる権利。登録によって発生する。存続期間は、設定登録の日から20年(平成19年(2007)3月以前のものは15年)。
いしょう‐げんぼ【意匠原簿】
特許庁に備え付けられている、意匠権に関する一定事項を登録した原簿。
いしょう‐こうこく【意匠広告】
図案・意匠による視覚上の効果を主眼とした広告。
いしょう‐とうろく【意匠登録】
意匠考案者、またはその権利継承者の請求によって、特許庁が考案された意匠に関する必要事項を意匠原簿に記入すること。
インタンジブル‐プロパティー【intangible property】
無形資産。特許権・商標権・意匠権など。
意匠
1〔趣向〕an idea;〔工夫〕a device意匠を凝らすdevise [work out] an elaborate plan2〔デザイン〕a design ⇒デザイン彼は斬新な意匠を考案...
工業
(an) industry; manufacturing工業の industrial主要工業key industries重[軽]工業heavy [light] industry家内工業a hom...
新案
〔新しい考え〕a new idea;〔新しい工夫〕a new device;〔新しい意匠〕a new design新案の物a newly-devised product新案特許a patent ...
装丁
1〔製本〕binding本を布[革]で装丁するbind a book in cloth [leather]この本は立派な装丁であるThis book is beautifully bound.2...
登録
registration;〔帳簿への記入,競技への参加など〕entry;〔団体,学籍,軍隊などへの〕enrollment ((in))登録する register ((at, with, for)...
いしょう【意匠】
[共通する意味] ★美術、工芸などの造形作品で、美しく見せるために、外観の形、色、模様、配置などについて工夫すること。[英] a design[使い方]〔意匠〕▽この意匠は登録済みである▽意匠を...
デザイン
[共通する意味] ★美術、工芸などの造形作品で、美しく見せるために、外観の形、色、模様、配置などについて工夫すること。[英] a design[使い方]〔意匠〕▽この意匠は登録済みである▽意匠を...
とうろく【登録】
[共通する意味] ★一定の事項を公簿に載せること。[英] registration[使い方]〔登録〕スル▽正式に会員として登録される▽印鑑登録〔登記〕スル▽買った土地の登記手続が完了した[使い分...
ちんぷ【陳腐】
[共通する意味] ★新しくなく、時間を経ているさま。[英] old[使い方]〔古い〕(形)〔古臭い〕(形)〔古めかしい〕(形)〔陳腐〕(名・形動)[使い分け]【1】「古い」は、物、方法、考え方、...
もよう【模様】
[共通する意味] ★織物、染め物、工芸品などの表面に、装飾として施された絵。色、線などで描かれたり、布地として織り出されたりする。[英] a pattern[使い分け]【1】「模様」は、「唐草模...
おがた‐こうりん【尾形光琳】
[1658〜1716]江戸中期の画家・工芸意匠家。京都の人。名は惟富、通称、市之丞。乾山の兄。初め狩野派を学び、のち光悦や宗達の作風の影響を受け、大胆で軽妙な画風により独自の造形美を展開、琳派を...
きたおおじ‐ろさんじん【北大路魯山人】
[1883〜1959]陶芸家。京都の生まれ。本名、房次郎。別号に魯卿・無境・夢境など。書・篆刻(てんこく)もよくした。料理に通じ、食器用に斬新な意匠の陶磁器を製作。
ごとう‐ゆうじょう【後藤祐乗】
[1440〜1512]室町後期の装剣金工家。美濃の人。名は正奥。通称、四郎兵衛。足利義政に仕え、入道して祐乗と号した。目貫(めぬき)・小柄(こづか)・笄(こうがい)の三所物(みところもの)の意匠...
にんなみ‐どうはち【仁阿弥道八】
[1783〜1855]江戸後期の陶工。京都の人。清水焼を焼いて代々高橋道八を名のる家系の2代目。初代の次男。名は光時。仁和寺宮から「仁」の字を賜り、仁阿弥と号した。新旧の技術を修得し、琳派(りん...
よこや‐そうみん【横谷宗珉】
[1670〜1733]江戸中期の装剣金工家。江戸の人。晩年、遯庵(とんあん)と号す。後藤家の下職から出発して町彫りを創始。片切り彫りの彫法を大成し、絵画風の自由な意匠を表現した。