かき‐あわせ【掻き合(わ)せ】
1 舞楽で、舞いはじめるときの手。 2 雅楽演奏の前奏曲「調子」で用いられる箏(そう)の旋律。 3 箏・琴・琵琶などの弦の調子を整えたあと、ためしに弾いてみること。また、その曲。ためしひき。「黄...
かきあわせ‐ぬり【柿合(わ)せ塗(り)/掻き合(わ)せ塗(り)】
漆塗りの一。器物に柿の渋を塗り、その上に黒・紅殻(べにがら)などの色をつけて漆の上塗りを1回だけしたもの。家具類に用いる。
かき‐あわ・せる【掻き合(わ)せる】
[動サ下一][文]かきあは・す[サ下二] 1 手で物を寄せ合わせる。「着物の襟元を—・せる」 2 箏(そう)・琴・琵琶などで、弦の調子を整えたあと、ためしに簡単な旋律を奏する。「御琴ども—・せて...