ぶんじ‐きん【文字金】
江戸時代、「文」の字の極印のある金貨の称。元文金・文政金があるが、ふつう元文金をさす。文金。
ぶんじ‐せん【文字銭】
江戸時代、寛永通宝銭のうち、寛文8年(1668)から発行されたものの称。京都方広寺の大仏をこわして鋳造され、裏に「文」の字が刻されていた。文銭。
も‐じ【文字】
《「もんじ」の撥音の無表記から》 1 言葉を表記するために社会習慣として用いられる記号。個々の字の性質から表意文字・表音文字、また表語文字(単語文字)・音節文字・音素文字(単音文字)などに分けら...
もじ‐あわせ【文字合(わ)せ】
文字でする遊戯の一。漢字の偏・冠・旁(つくり)をそれぞれ別の札に書いたものを、カルタのように合わせて取るもの。
もじ‐え【文字絵】
1 文字を使って書いた戯画。「へのへのもへじ」「ヘマムショ入道」の類。 2 武者や商人などの形を文字で書き、頭・足などを絵で書き添えたもの。 3 「葦手(あしで)1」に同じ。