アイ‐アイ‐シー【IIC】
《International Institute of Communications》世界通信放送機構。各国の放送局、通信会社が会員。1968年設立。本部はロンドン。
アイ‐イー‐エー【IEA】
《International Energy Agency》国際エネルギー機関。石油を中心とするエネルギーの安全保障を目的とするOECD(経済協力開発機構)の下部機関。石油消費国側の機構で、OPE...
アイ‐エス‐エー【ISA】
《International Seabed Authority》国連海洋法条約に基づいて深海底の鉱物資源の探査・管理を行う国際機関。同条約の締約国がすべて参加し、1994年に設立。国際海底機構。
アイ‐エス‐エー‐エフ【ISAF】
《International Sailing Federation》国際セーリング連盟。ヨット競技の統括機構。1907年に国際ヨット競技連盟として設立。1996年、現名称に変更。本部は英国サウサ...
イソ【ISO】
《International Organization for Standardization》 1 国際標準化機構。工業規格を国際的に標準化する機構。また、それが定める工業規格。アイエスオー。...
育英
育英会a scholarship association [society]日本育英会⇒日本学生支援機構育英事業educational work育英資金a scholarship fund
いくえいかい【育英会】
a scholarship association [society]日本育英会⇒日本学生支援機構
宇宙
〔すべての天体を含む全空間〕the universe;〔秩序ある体系としての〕the cosmos;〔地球の大気圏外〕space宇宙の universal; cosmic大宇宙a macroco...
運営
〔管理すること〕management;〔組織を動かすこと〕administration運営する manage; administer; run事業を運営するmanage [operate/run...
運輸
transport(ation); conveyance ⇒うんそう(運送)海上運輸marine transportation/shipping陸上[鉄道]運輸overland [rail] t...
きこう【機構】
[共通する意味] ★全体で一つの働きをするようになっているものの構造。[英] a mechanism[使い方]〔仕組み〕▽パソコンの仕組みを学ぶ▽胴元がもうかる仕組みになっている〔メカニズム〕▽...
しくみ【仕組み】
[共通する意味] ★全体で一つの働きをするようになっているものの構造。[英] a mechanism[使い方]〔仕組み〕▽パソコンの仕組みを学ぶ▽胴元がもうかる仕組みになっている〔メカニズム〕▽...
メカニズム
[共通する意味] ★全体で一つの働きをするようになっているものの構造。[英] a mechanism[使い方]〔仕組み〕▽パソコンの仕組みを学ぶ▽胴元がもうかる仕組みになっている〔メカニズム〕▽...
と【戸】
[共通する意味] ★建物の出入り口や窓、戸棚などの開口部に取り付け、開閉できるようにしたもの。[英] a door[使い方]〔戸〕▽戸を閉める▽戸がきしむ〔扉〕▽だれかが扉をたたいている〔ドア〕...
とびら【扉】
[共通する意味] ★建物の出入り口や窓、戸棚などの開口部に取り付け、開閉できるようにしたもの。[英] a door[使い方]〔戸〕▽戸を閉める▽戸がきしむ〔扉〕▽だれかが扉をたたいている〔ドア〕...
アラファト【Yāsir ‘Arafāt】
[1929〜2004]パレスチナ解放機構(PLO)の指導者。エルサレムの生まれ。1969年にPLO議長に就任。イスラエルとの間でパレスチナ人の暫定自治を実現させ、1994年ノーベル平和賞を受賞。
おがた‐さだこ【緒方貞子】
[1927〜2019]東京の生まれ。国連人権委員会日本政府代表などを経て、平成3年(1991)女性初の国連難民高等弁務官に就任、難民の支援・救済に尽力した。退官後は国際協力機構(JICA(ジャイ...
きくち‐せいし【菊池正士】
[1902〜1974]実験物理学者。東京の生まれ。菊池大麓(だいろく)の四男。大阪大学教授。雲母を用いた電子線回折を研究し、菊池線・菊池帯などの菊池図形とよばれる回折模様を発見。ドイツ留学後、大...
スレイマン‐いっせい【スレイマン一世】
《Suleiman Ⅰ》[1494ころ〜1566]オスマン帝国第10代のスルターン。在位1520〜1566。13回の遠征を行い、アジア・ヨーロッパ・北アフリカにまたがる大領土を得て、帝国の最盛期...
ちょう‐きょういん【趙匡胤】
[927〜976]中国、宋王朝の創始者。在位960〜976。涿(たく)州(河北省)の人。廟号(びょうごう)、太祖。後周の禁軍の総司令官であったが、帝位について国号を宋と改め中国を統一。文治主義に...
咽頭・喉頭の3つのはたらき
鼻腔、口腔から食道の上端までを咽頭と呼びます。 咽頭は、食物を食道に送る通路と、空気を気管に送る通路が交差する場所です。 咽頭の中ほどにある軟口蓋と、喉頭の上部にある喉頭蓋を使って、鼻腔から運ばれた酸素を気管へ、口腔から運ばれた食物を食道へと、それぞれ振り分けています。 口や鼻から酸素を取り入れる際に侵入する病原菌に対し、その防御機構として、のどにはリンパ球の集合組織である扁桃があります。 扁桃には、咽頭扁桃、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌根扁桃の4種類があります。俗に"扁桃腺"と呼ばれるのは口蓋扁桃のこと。口を開けたときに喉の奥、両側に見える部分です。 喉頭は、咽頭の下、気管への入り口付近にあり、甲状軟骨、輪状軟骨などの軟骨に囲まれています。 成人男性では、甲状軟骨の一部が突起して首の全面に飛び出しており、"のどぼとけ"と呼ばれています。 哺乳類は喉頭をもちますが、その形状は咽頭のなかに高く飛び出す形で鼻腔の後ろにはまりこんでおり、空気を通すだけのはたらきです。 人間の喉頭は低く、咽頭のなかにわずかに飛び出している形状になっています。そのため、通常、人間の喉頭は咽頭のなかで開いており、食物が通るときだけ喉頭蓋によってふさがれるというしくみになっています。空気と食物の通り道で、その交通整理をするのが喉頭というわけです。 声帯は、喉頭の中央にあるひだ状(声帯ひだ)の器官で、弾力性の高い筋肉からできています。 前方は甲状軟骨、後方は披裂軟骨につながっています。左右の声帯ひだの隙間が声門です。 喉頭筋が声帯を開閉させて、声門が伸縮します。呼吸時には大きく開き、声を出すときにはゆるやかに開閉します。肺から吐き出された空気がゆるやかに開閉される声門を通るとき、声帯に振動を与え、声となって発せられます。 声は、出すときに声帯が振動する数やその大きさにより、高低、大小の違いがあります。 声帯の長さは男性およそ20mmに対し、女性はおよそ16mm。その厚みも若干男性のほうが厚く、女性が薄くなっています。女性のほうが声帯は振動しやすく、高い声になります。思春期以降の男性はのどぼとけができることから、より声帯が長く、厚くなり、振動しにくくなるため、声が低くなります。 声門が閉じて、声帯の振幅が大きいと声は大きく、声門を少し開いて、振幅が小さいと声は小さくなります。 カラオケで熱唱したり、大声で怒鳴ったり……。そんな声の酷使が粘膜の充血をまねきます。 粘膜が充血した状態のまま、さらに大声を張り上げるなどして、声帯に激しい刺激が加わると、粘膜下の血管が傷害されて血腫ができます。 安静にしていれば、血腫が吸収される可能性もありますが、そのまま声帯を酷使し続けるとポリープ(良性腫瘍)になります。 声帯ポリープの症状は、主に声がれですが、同時にのどや発声時の違和感などの症状が出る場合もあります。 治療法としては、一般的には、喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)が用いられますが、手術を希望しない場合や、全身麻酔が不可能な場合は、外来でファイバースコープを用いた摘出術を行います。 手術後は、声帯の傷の安静のため、1週間前後の沈黙期間が必要になります。 予防法としては、声をなるべく使わないようにし、声やのどに違和感があるときは、のどの安静を心がけます。また、お酒やたばこも控えるようにします。 のどを安静にしてから2週間たっても改善されないようなら、耳鼻咽喉科を受診し、喉頭がんなどほかの病気がないか、検査が必要です。
男性の尿道、女性の尿道
男性の尿道は長さが16~25㎝ほどあり、尿道外括約筋より膀胱側を「後部尿道」、前方を「前部尿道」といいます。 後部尿道は、周囲を「前立腺」に囲まれています。前立腺の先には、「尿道球腺(カウパー腺)」があり、多数の側管から粘液を分泌しています。 後面には「精丘」という部分が突出しており、そこに2本の「射精管」がつながっています。精丘の両側には、前立腺排泄管が多く開口しています。 男性の尿道は、膀胱にたまった尿を排出するための通路であると同時に、射精時の精液の通り道でもあります。 睾丸でつくられた精子は、精管を通って前立腺の内側から尿道に入り、前立腺から分泌された前立腺液とともに射精されます。このように、1つの器官が異なる2つの機能を担っているというのが、男性の尿道の大きな特徴です。 さらに、前立腺は加齢とともに肥大し、「前立腺肥大症」になる場合もあります。 女性の尿道は、長さが約3~4㎝と、男性にくらべ短いのが特徴です。尿道は、「膀胱頸部」から「膣前壁」の前面に沿うように走り、「膣前庭」につながります。 女性の場合、膀胱出口から尿道の途中にかけて内括約筋と外括約筋があり、ここで排尿をコントロールしています。 女性の尿道は、膀胱にたまった尿を体外に排泄するためだけの通路です。 女性の尿道は男性にくらべて短いので、構造上どうしても尿道口から細菌が侵入しやすくなっています。 そのため、膀胱に細菌が感染しておこる膀胱炎などがおこりやすいといえます。 健康な膀胱であれば、からだの防除機構が働いて、感染を防いでくれますが、抵抗力が弱っていると、「膀胱炎」をおこしやすくなります。