たけだ【武田】
姓氏の一。 中世、甲斐(かい)の守護・戦国大名の家。清和源氏。源義光の三男義清が甲斐国北巨摩(きたこま)郡武田村に土着してからこの名を称したと伝えられる。 [補説]「武田」姓の人物武田勝頼(...
たけだ‐つとむ【武田孟】
[1896〜1990]教育者・野球指導者。広島の生まれ。昭和27年(1952)明大の野球部長となり、33年同大学長。のち全日本大学野球連盟会長、日本学生野球協会会長を歴任。学生野球の発展に尽力した。
たけだ‐びし【武田菱】
紋所の名。菱形四つを菱形に組み合わせたもの。甲斐の武田氏の紋。四割菱(よつわりびし)。割菱。
たけだ‐りゅう【武田流】
⇒甲州流(こうしゅうりゅう)
たけだ‐かつより【武田勝頼】
[1546〜1582]戦国時代の武将。信玄の子。父の没後、その領国を継いで織田・徳川と対立。長篠(ながしの)の戦いに大敗。織田信長に攻められて天目山麓で自刃。
たけだ‐きよこ【武田清子】
[1917〜2018]思想史家。兵庫の生まれ。本姓、長(ちょう)。交換留学生として渡米し、日米開戦後に交換船で帰国。昭和21年(1946)、鶴見俊輔・丸山真男らと雑誌「思想の科学」を創刊した。日...
たけだ‐こううんさい【武田耕雲斎】
[1803〜1865]江戸末期の勤王家。水戸藩士。名は正生。徳川斉昭(とくがわなりあき)に仕え、家老。尊攘派の筑波山挙兵を助け、天狗(てんぐ)党の首領となり、同志を率いて上洛の途中、加賀藩に降伏...
たけだ‐しんげん【武田信玄】
[1521〜1573]戦国時代の武将。名は晴信。信玄は法名。父信虎を廃して甲斐(かい)の守護となり、信濃一円を制し、上杉謙信と対立、数度に及び川中島で合戦。のち、京都進出を企てて三方ヶ原で徳川...
たけだ‐たいじゅん【武田泰淳】
[1912〜1976]小説家。東京の生まれ。「蝮(まむし)のすゑ」などによって戦後派作家として注目され、以後、現実の社会問題と取り組んだ作品が多い。小説「風媒花」「ひかりごけ」「森と湖のまつり」...