げん‐じ【源氏】
源(みなもと)の姓を持つ氏族の称。→源(みなもと) 「源氏物語」の略。 「光源氏」の略。
げんじ‐いと【源氏糸】
紅白の糸をより合わせた細いひも。源平糸。
げんじ‐うち【源氏打ち】
組みひもの打ち方の名。白地に色糸を矢筈(やはず)に打ち組んだもの。甲冑(かっちゅう)の緒所などに用いた。
げんじ‐え【源氏絵】
1 源氏物語を題材として描いた絵の総称。絵巻・屏風(びょうぶ)絵など種々のものがある。 2 平安時代の風俗を物語風に描いた絵の俗称。
げんじくよう【源氏供養】
謡曲。三番目物。石山寺参詣の安居院(あぐい)の法印に、里女が源氏物語の供養を頼み、紫式部の霊が感謝の舞をまう。 三島由紀夫の戯曲。をモチーフとする1幕の近代劇。昭和37年(1962)、雑誌...