あざ・れる【鯘れる/鮾れる】
[動ラ下一][文]あざ・る[ラ下二] 1 魚肉などが腐る。「—・れた象の皮をかぶったような、傾斜の緩い砂山が」〈啄木・漂泊〉 「海人の苞苴(おほむへ)、往還(かよ)ふみちのあひだに—・れぬ」〈仁...
え‐ぶね【家船】
《「えふね」とも》九州北西部、特に長崎県沿岸で、住居として一家族が船に乗り、漁業や行商をして生活していた漂泊漁民。
かいらい‐し【傀儡師】
1 人形を使って諸国を回った漂泊芸人。特に江戸時代、首に人形の箱を掛け、その上で人形を操った門付け芸人をいう。傀儡(くぐつ)回し。人形つかい。《季 新年》 2 歌舞伎舞踊。傀儡師の風俗を取り入れ...
きしゅりゅうり‐たん【貴種流離譚】
説話の類型の一。若い神や貴人が、漂泊しながら試練を克服して、神となったり尊い地位を得たりするもの。大国主命(おおくにぬしのみこと)や日本武尊(やまとたけるのみこと)の説話など。
くぐつ【傀儡】
1 歌などに合わせて舞わせる操り人形。でく。かいらい。 2 平安時代以降、1を操ったりして各地を漂泊した芸人。のち、一部は寺社に仕え、布教に従事した。傀儡回し。傀儡師。 3 《傀儡回しの女たちが...
漂泊
wandering ⇒ほうろう(放浪)漂泊の旅に出るgo wandering漂泊の旅人a wandering traveler漂泊者a wanderer; a roamer
decolor
[動]他…を色抜き[漂泊]する
decolorant
[名]漂泊剤,脱色剤
Gypsy
[名]1 C((侮蔑的))ジプシー(◇古来インドより渡ったと言われ,現在はヨーロッパ・北アフリカ・北アメリカにて漂泊生活を送る;彼ら自身は Romany と称している)2 Uロマニー語(Roma...
nomad
[名]C1 〔しばしば~s〕遊牧[漂泊]の民2 放浪者━━[形]=nomadic語源[原義は「牧草地を求めてさまよう」]nomadの派生語nomadism名遊牧[漂泊,放浪](生活)nomadi...
ほうろう【放浪】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
りゅうり【流離】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
ひょうはく【漂泊】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
るろう【流浪】
[共通する意味] ★各地をさすらい歩くこと。[英] wandering; roaming[使い方]〔放浪〕スル▽各地を放浪する▽放浪生活▽放浪癖〔流浪〕スル▽流浪の民▽流浪の旅〔漂泊〕スル▽漂泊...
かしわばら‐ひょうぞう【柏原兵三】
[1933〜1972]小説家・ドイツ文学者。千葉の生まれ。母方の祖父をモデルにした「徳山道助の帰郷」で芥川賞受賞。他に「長い道」「仮りの栖(すみか)」「ベルリン漂泊」など。
くまがい‐たつや【熊谷達也】
[1958〜 ]小説家。宮城の生まれ。北海道・東北の厳しい風土や狩猟文化、民話に題材をとった作品を執筆する。「邂逅(かいこう)の森」で直木賞受賞。他に「ウエンカムイの爪」「漂泊の牙(きば)」「マ...
しょう‐こうじ【蒋光慈】
[1901〜1931]中国の詩人・小説家。もとは蒋光赤と称した。安徽(あんき)省の人。五・四運動に参加、のち太陽社を興し革命文学を提唱。詩集「新夢」「中国を哀しむ」、小説「少年漂泊者」など。チャ...
ふるかわ‐かおる【古川薫】
[1925〜2018]小説家。山口の生まれ。出身地である長州の幕末・維新期を、綿密に集めた史料に基づいて描いた硬派の歴史小説で知られる。「漂泊者のアリア」で直木賞受賞。他に「走狗(そうく)」「暗...
やそむら‐ろつう【八十村路通】
[1649〜1738]江戸前期・中期の俳人。姓は斎部(いんべ)ともいう。漂泊ののち芭蕉門下に入る。奇行が多く、同門の反感を買った。編著「俳諧勧進牒」「芭蕉翁行状記」など。