しゃく‐じゅ【積聚】
さしこみ。また、癇癪(かんしゃく)。癪(しゃく)。「腫物、—ははりをさす」〈仮・尤の双紙〉
しゃくじゅう‐せつ【積聚説】
インド哲学の宇宙論の一。無数に存在する地性・水性・火性・風性の4種の原子が結合・集績して世界が成立するとする多元論的世界観。サーンキヤ学派などの転変説に対するもので、最初ジャイナ教で唱えられ、の...
しゃく‐とう【積塔/石塔】
1 供養などのため、石を積んで塔の形にしたもの。せきとう。 2 「積塔会(しゃくとうえ)」の略。
しゃくとう‐え【積塔会】
陰暦2月16日に、検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)・座頭などの盲人が、京都高倉綾小路の清聚庵(せいじゅあん)に集まり、盲人の守り神である雨夜尊(あまよのみこと)を祭って酒宴を催し、平曲を語っ...
しゃこたん‐はんとう【積丹半島】
北海道西部、日本海に突出した半島。海食崖(かいしょくがい)が発達し、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部。
せき【積】
〔数学で〕the product3と4の積は12であるThe product of three (multiplied) by four is twelve.
せきあく【積悪】
a series of evil deeds; long-standing evils積悪の報いが死となって現れたHe paid for his (many) sins with his lif...
せきうん【積雲】
〔気象で〕a cumulus ((複 -li));a cumulus cloud
せきさい【積載】
loading積載する load荷物を積載したトラックa loaded truck船に荷を積載するload a ship with cargo/load cargo on a ship積載貨物c...
せきさん【積算】
1〔加えて計算すること〕adding up積算する add up; total (up)2〔費用の見積り〕an estimate積算する estimate積算電力計a watt-hour met...
せきせつ【積雪】
[共通する意味] ★降り積もった雪。[英] fallen snow[使い方]〔降雪〕▽日本海側は降雪量が多い▽人工降雪〔積雪〕▽東京で三〇センチの積雪を記録した[使い分け] 「降雪」は、雪が降る...
せきねん【積年】
[共通する意味] ★年が積もり重なること。転じて、長い時間。[英] many years[使い方]〔積年〕▽積年の恨みをはらす▽積年の夢がかなう〔累年〕▽累年犯罪も凶悪化する傾向にある▽この村は...
せきへい【積弊】
[共通する意味] ★古くから続いている弊害。[英] an old evil[使い方]〔旧弊〕▽旧弊改めるべし〔宿弊〕▽宿弊を打破する〔積弊〕▽積弊を改める〔流弊〕▽流弊に逆らい、新風を吹き込む[...
せっきょくてき【積極的】
[共通する意味] ★進んで物事をしようとするさま。[英] positive; active[使い方]〔積極的〕(形動)▽会合には積極的に参加している▽難題に積極的に取り組む▽意見を積極的に述べる...
つみあげる【積み上げる】
[共通する意味] ★物を次々と上にのせる。また、物事を順次重ねて行う。[英] to heap up[使い方]〔積み重ねる〕(ナ下一)▽書類を机の上に積み重ねる▽実験や調査を積み重ねた末に一つの法...
せきうちんしゅう【積羽沈舟】
小さなものであっても、たくさん集まれば大きな力となるというたとえ。羽毛のように軽いものも、多く積もれば舟を沈める重さになる意から。▽「積羽せきう舟ふねを沈しずむ」と訓読する。
せきこうりゅうこう【積厚流光】
積み重ねられたものが厚ければ、それだけその恩恵も大きいということ。祖先の功績が大きければ、それだけ子孫にも大きな恩恵が及ぶこと。▽「流光」は恩徳や感化が後世まで及ぶこと。「流」は流沢・恩恵の意。「光」は広に通じ、大きい意。
せきじつるいきゅう【積日累久】
役人などが年功を積むこと。また、日数を重ねること。▽「積日」は多くの日数を経ること。多くの日数の意。「累」はかさねる意。中国前漢の董仲舒とうちゅうじょが官吏の昇格について、「現在は昔のようにその才能によらず、年功だけで昇格させているから人材が育たない」と武帝に上申した中で用いた語から。
せきぜんのよけい【積善余慶】
善をなせば、見かえりとしてよい事が必ずあるということ。善行を積んだ家には、子孫の代にまで及ぶ幸福が必ず訪れるという意味。
せっきょくしゅぎ【積極主義】
物事に対し、進んで実行したり対処したりする方針、生き方。