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辞書
たん‐し【箪食】
竹の器に入れた飯。
たんし‐こしょう【箪食壺漿/箪食瓠漿】
《「孟子」梁恵王下から》竹の器に盛った飯と、壺(つぼ)に入れた飲み物。また、飲食物を携えて軍隊などを歓迎すること。「降参の者共、はっと—して、大御酒(みき)果物御前につらね」〈浄・日本武尊〉
たんし‐ひょういん【箪食瓢飲】
《「論語」雍也(ようや)から》簡素な飲食物。また、清貧の生活に安んじることのたとえ。→一箪(いったん)の食(し)一瓢(いっぴょう)の飲
たんしこしょう【箪食壺漿】
食べ物・飲み物を用意し、軍隊を歓迎すること。また広く、歓迎することをいう。▽「箪」は竹でできたわりご。「漿」は酒以外の飲み物。食べ物を竹の器に入れ、飲み物を壺つぼに入れて歓迎すること。
たんしひょういん【箪食瓢飲】
わずかな食料で、貧苦に甘んじて学問に励むこと。また、粗末な食事のたとえ。▽「箪食」はわりご一杯の飯。「瓢飲」はひさご一杯の汁。もと孔子が顔淵がんえんの貧しい生活に甘んじて、学問に励むのを褒めた言葉。