いら・う【弄う/綺う】
[動ワ五(ハ四)]《「いろ(弄)う」の音変化か》 1 いじる。さわる。ふれる。「そんなに店の物を—・いまわるな」〈黒島・二銭銅貨〉 2 からかう。なぶる。「あんまり深切が過ぎて、人を—・ふ様な言...
いろ・う【弄ふ/綺ふ】
[動ハ四] 1 かかわり合う。関与する。「例の忍ぶる道はいつとなく—・ひつかうまつる人なれば」〈源・松風〉 2 口出しする。干渉する。「いふかひなき者の秀(ひい)でて、—・ふまじき事に—・ひ」〈...
かん‐はた【綺】
《古くは「かむはた」と表記》日本古代の織物の名で、幅の狭いひも状の織物。横糸に色糸を用いて織り縞を表している。朝服の帯や経巻の巻き緒(お)に使われている。綺(き)。
き【綺】
「かんはた(綺)」に同じ。「桜の唐(から)の—の御直衣」〈源・花宴〉
き【綺】
[人名用漢字] [音]キ(呉)(漢) 1 美しい模様を織りなした絹。あや絹。「綺羅」 2 飾り立てて美しい。「綺語・綺麗」 3 巧みに織りなすこと。「綺譚・綺談」 [補説]「奇」を代用字とするこ...