かざん‐いん【花山院】
京都市上京区にあった清和天皇の皇子貞保(さだやす)親王の邸跡。藤原忠平が伝領し、のちに花山天皇が出家して没するまでの間ここに居住。 花山天皇退位出家後の称。 藤原北家(ほっけ)道長流の家の...
かざんいん‐ながちか【花山院長親】
[1346ころ 〜1429]南北朝・室町時代の学者・歌人。号、耕雲。右大臣。新葉和歌集の編纂(へんさん)に従事したといわれる。著「耕雲千首」「耕雲口伝」「耕雲紀行」など。
かざんいん‐もろかた【花山院師賢】
[1301〜1332]鎌倉末期の公卿。正二位大納言。歌人。後醍醐(ごだいご)天皇が北条氏討伐の兵を挙げたとき、天皇の身代わりとなって比叡山(ひえいざん)に行き、天皇の笠置(かさぎ)遷幸を成功させた。