アイ‐アール‐キュー【IRQ】
《interrupt request》キーボードやマウス、周辺機器などのハードウエアからCPU(中央処理装置)に対して送られる処理要求の信号、または識別番号。割り込み要求。
アイ‐エス‐ビー‐エヌ【ISBN】
《International Standard Book Number》書籍出版物を識別するために用いられる国際的なコード番号。プレフィックス(接頭数字)・国記号・出版者記号・書名記号・チェック...
アイ‐エフ‐エフ【IFF】
《identification, friend or foe》敵味方識別装置。暗号化された電波を出し、相手からの反応により自動的に敵味方を識別する。
アイ‐エム‐イー‐アイ【IMEI】
《international mobile equipment identity》携帯電話やデータ通信端末、一部の衛星電話に付与される識別番号。製造業者・機種・生産国・シリアル番号・チェックデジ...
アイ‐シー‐シー‐アイ‐ディー【ICCID】
《IC Card ID》ICカードに付与される固有の識別番号。ICカード機能付きのクレジットカードやキャッシュカードのほか、スマートホンなどのSIMカードで用いられる。最長19桁の数字からなり、...
合い言葉
a password [watchword]《敵・見方を識別するためなどの》;a slogan《仲間内のスローガン》
色感
1〔識別力〕a sense of color,《英》 a sense of colour色感が鋭いhave a keen sense of color2〔色から受ける感じ〕the impress...
識別
discrimination識別する distinguish [tell] ((A from B))言語能力によって人間と動物は識別されるSpeech distinguishes humans ...
しきべつする【識別する】
distinguish [tell] ((A from B))言語能力によって人間と動物は識別されるSpeech distinguishes humans from animals.その二人の...
微妙
微妙な subtle; delicate; fine;《文》 nice(▼subtleは識別しにくい微妙さ,delicateは細心の注意を要する感じを持つ)微妙な区別a subtle [nice...
しきべつ【識別】
[共通する意味] ★物事の性質、種類などを区別すること。[英] discernment[使い方]〔識別〕スル▽暗くてだれか識別できない▽色や形を識別する能力〔鑑別〕スル▽ひなの雌雄を鑑別する〔鑑...
かんてい【鑑定】
[共通する意味] ★物事の性質、種類などを区別すること。[英] discernment[使い方]〔識別〕スル▽暗くてだれか識別できない▽色や形を識別する能力〔鑑別〕スル▽ひなの雌雄を鑑別する〔鑑...
べんべつ【弁別】
[共通する意味] ★物事の性質、種類などを区別すること。[英] discernment[使い方]〔識別〕スル▽暗くてだれか識別できない▽色や形を識別する能力〔鑑別〕スル▽ひなの雌雄を鑑別する〔鑑...
かんしき【鑑識】
[共通する意味] ★物事の性質、種類などを区別すること。[英] discernment[使い方]〔識別〕スル▽暗くてだれか識別できない▽色や形を識別する能力〔鑑別〕スル▽ひなの雌雄を鑑別する〔鑑...
かんべつ【鑑別】
[共通する意味] ★物事の性質、種類などを区別すること。[英] discernment[使い方]〔識別〕スル▽暗くてだれか識別できない▽色や形を識別する能力〔鑑別〕スル▽ひなの雌雄を鑑別する〔鑑...
“鼻”の2つのはたらき
鼻は、外側から見える「外鼻」と、孔の中の「鼻腔」とに大きく分けられます。 外鼻の中心を鼻背、目尻の間を鼻根、下方の先端を鼻尖、孔の周りを鼻翼といいます。鼻背の上3分の1ぐらいは骨で硬くなっていますが、それより下は軟骨でできています。 鼻孔から鼻腔に入った空気は、鼻道という空気の通り道を通ります。鼻道は、空気と一緒に吸い込まれた"ほこり"などが気管に入らないように鼻毛や粘膜に覆われており、これらのフィルター効果によって、ほこりを絡め取っています。 鼻腔は、鼻中隔によって左右に分けられて、さらに鼻甲介という横のひだで上、中、下3つに分かれています。鼻から吸い込んだ空気は鼻道・咽頭を通り、気管、肺へと進み、肺から出された空気は再び鼻道から体外へ出されます。 また、鼻中隔と鼻甲介は、毛細血管が通る粘膜に覆われています。鼻腔内では、毛細血管の熱を鼻孔から入った空気に伝えて温め、粘膜上皮から分泌される水分で空気に適度な湿気を与えています。このため、鼻道を通過した空気は、温度25~37℃、湿度35~80%の状態に調整されます。 上鼻道内の天井部の粘膜には、「嗅上皮」という切手1枚程度のスペースがあり、においを感知する嗅細胞が200万個も存在します。ここで"においの元"を感知します。 においの元は、空気とともに鼻から入ってくる化学物質です。 鼻腔内の粘液で融解された化学物質は、嗅上皮にある嗅細胞から出る"嗅小毛"という線毛にとらえられ、においの電気信号となります。 においの信号が、嗅球に伝達され、知覚します。さらに、大脳がこの信号を処理すると、においの識別が行われます。 鼻づまりなどをおこし、口で呼吸をしているときには、においがわからなくなります。これは、化学物質が嗅上皮に届かないことによって、においの信号が脳に届きにくいことからおこる現象です。
ものを見るメカニズム
人間がものを見るしくみは、カメラを想像すると理解しやすいかもしれません。 カメラは、レンズを通過した光が屈折し、この屈折した光が画像素子(フイルム)上に集まって、被写体を映し出します。 人の眼には「黒目」と呼ばれる角膜があります。角膜は肉眼では黒く見えますが、下の虹彩が透けて見えているだけで、実は透明な組織です。 この角膜と、角膜の後ろにある水晶体という透明な組織は、カメラでいうところのレンズの役割を果しています。 角膜と水晶体を通過した光(視覚情報)は屈折し、さらに硝子体という透明な組織を通り、網膜に象を結びます。 網膜は画像素子(フイルム)のような役割を果たす組織です。 網膜に光が達すると明暗・形・色が感知され、その情報が視神経を経由して脳に伝わります。そして、私たちは"見る"という行為を通じて、外界を認識するわけです。 屈折率(屈折の角度)が正常ならば、光は網膜でピントが合って、ぴったりと像を結びます。これを「正視」といいます。しかし、屈折率が強すぎたり、弱すぎたりすると、網膜の手前や後方で像を結ぶため、ピントが合いません。このような「正視」以外の屈折状態が「屈折異常」いいます。 屈折異常には、「近視」「遠視」「乱視」があります。 近視の多くは、眼球が前後に長くなる「眼軸長」や、光の屈折力が強すぎることによっておこります。網膜の手前でピントが合うため、近くのものはよく見えますが、遠くのものがぼやけてしまいます。 遠視は近視とは逆に、眼球の眼軸が前後に短くなることや、光の屈折力が弱すぎるためにおこります。網膜より後方でピントが合うため、遠いものも、近いものも、はっきり見えにくくなります。 乱視は眼球の表面にゆがみがあり、光が屈折するときにいろいろな方向に行ってしまうためにおこります。目に入ってきた光が、一点で像を結ばないので網膜上にはっきりとした像ができません。軽度ではあまり自覚症状がありませんが、ひどくなると、遠くのものも近くのものもぼやけて見え、片目で見るとものが2重、3重にずれて見えることもあります。 網膜には色を識別する細胞である「錐体」と、光の明暗を感知する「杆体」があります。 錐体の細胞は、赤、青、緑を感じる3種類あり、この細胞が感知する光の割合によって視神経から大脳への信号が送られます。 この情報を元に大脳で色が認識されますが、錐体の機能に異常がある場合、色覚異常といって、色を正しく識別できない状態になることがあります。