さい‐はい【采配/采幣】
1 紙の幣(しで)の一種。昔、戦場で大将が手に持ち、士卒を指揮するために振った道具。厚紙を細長く切って作った総(ふさ)を木や竹の柄につけたもの。色は白・朱・金・銀など。 2 指図。指揮。「—をと...
さいはい‐らん【采配蘭】
ラン科の多年草。山地の木陰に生える。高さ約40センチ。地下の鱗茎(りんけい)から1、2枚の葉が出る。初夏、1本の花茎が伸び、淡紫褐色の花を十数個総状につける。名は花の全体が采配に似ることに由来。...
采配(さいはい)を振(ふ)・る
陣頭に立って指図をする。指揮する。采配をとる。采を振る。「会長自ら—・る」 [補説]文化庁が発表した平成29年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「采配を振る」を使う人が32.2...