こんぴら【金毘羅/金比羅】
《(梵)kumbhīraの音写。鰐(わに)の意》インドのガンジス川にすむ鰐を神格化した仏教の守護神。魚身で蛇形をし、尾に宝玉を蔵するという。十二神将の宮毘羅(くびら)大将、十六善神の禁毘嚕(こ...
こんぴら‐ぐう【金毘羅宮】
⇒金刀比羅宮(ことひらぐう)
こんぴら‐だいしょう【金毘羅大将】
薬師の十二神将の一の宮毘羅(くびら)。
こんぴらふねふね【金毘羅船船】
香川県の民謡。仲多度郡琴平町を中心に歌われた座敷歌。もと金刀比羅宮(ことひらぐう)参詣の際の道中歌とも、また元禄(1688〜1704)ころに金毘羅船の発着港大坂で歌いだされたともいわれる。
こんぴら‐ぶね【金毘羅船】
江戸時代、金刀比羅宮(ことひらぐう)参詣のために就航した乗り合い船。大坂と丸亀や多度津との間を往復した。金毘羅参詣船。