かささぎ【鵲】
カラス科の鳥。全長約45センチ。尾が長く、肩と腹が白く、ほかは緑色光沢のある黒色。雑食性。ユーラシア大陸と北アメリカ西部に分布。日本では佐賀平野を中心に九州北西部にだけみられ、人里近くにすむ。天...
かささぎ‐の‐かがみ【鵲の鏡】
1 裏面にカササギの模様のある鏡。単に、鏡をもいう。「あまのはら光射し添ふ—と見ゆる秋の夜の月」〈夫木・一三〉 2 《鏡の意から》月の異称。
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
1 七夕の夜、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星が会うとき、カササギが翼を並べて天の川に渡すという想像上の橋。男女の契りの橋渡しのたとえにも用いる。鵲橋(じゃっきょう)。烏鵲橋(うじゃくきょう)。《...
しゃくびかん【鵲尾冠】
江戸中期の俳諧集。越智越人編。享保2年(1717)刊。
じゃっ‐きょう【鵲橋】
1 ⇒鵲(かささぎ)の橋1 2 中国の通信衛星。2018年5月に打ち上げられ、地球と月のラグランジュ点(L2)に配置。月の裏側に送り込まれ、地上と直接通信することができない月探査機嫦娥4号との通...