ねぜる (高知の方言)
寝ていて身動きする。 〈添い寝をしている親が子どもに〉ねぜりな(身動きするな)
ねそっかれる (群馬の方言)
寝そびれる。 夜中におこされてねそっかれてしまったよ(夜中に起こされて寝そびれてしまったよ)
ねちこい (岐阜の方言)
くどい。 なんやしらんおんなじことなんけーも言って、ねちこえやっちゃなー(何か分からないが同じことを何回も言ってしつこい奴だなー)
ねっから (和歌山の方言)
まったく。 ねっからおもしゃない(まったく面白くない)
ねっき (岩手の方言)
三、四〇センチの棒の先を削って、地面に刺したり倒したりする子どもの遊び。太く長い釘を使うこともある。
ねっちょー (千葉の方言)
嫌がらせ。意地悪。 おめえはあんでそうねっちょーばりすっだや(あなたは何でそんなに嫌がらせばかりするんだ)
ねっぱす (宮城の方言)
張り付ける。 そのふぐろのくづ、ねっぱしぇ(その袋の口を貼れ)古語「ねばすねばるようにする」から。
ねっぱす (福島の方言)
はる。のり付けする。 封筒に切手をねっぱす(封筒に切手をはる)
ねつい (広島の方言)
しつこい。くどい。 ありゃ、ほんまにねつい人じゃ(あれは本当にしつこい人だ)
ねつこぇ (宮城の方言)
しつこい。くどい。 あのひとぁねつこくてやんだ(あの人はしつこくて嫌だ)古語「ねつい」から。