だりやめ (三重の方言)
疲れてだるい感じのするゆるい痛み。 こないだからえらいだりやめでさなー(先日からひどいだりやめでね)
ちょこちょこしー (三重の方言)
気ぜわしく落ち着きがない。 とっさんはちょこちょこしーわのー(利雄さんは気ぜわしいよね)
つぎやいにしとく (三重の方言)
申し合わせで互いに贈答を省く。 なんでもつぎやいにしときゃえーわさ(なんでもつぎやいにしておけばいいのさ)
とびしゃり (三重の方言)
雨水などのとばしり。飛沫。 いっちょらやのにとらっくのとびしゃりにやられてさ(一張羅の服なのにトラックの水しぶきにやられてさ)
はだてる (三重の方言)
新しく事を起こす。 つきまいりもいまさらはだてやんとこにーゆて(月忌参りもいまさら始めないでおこうよと言って)
ほっこりせん (三重の方言)
思わしくない。 えー、それがねっからほっこりしませんのやわ(ええ、一向に思わしくないんですのよ)「ほっこり」は「せん」という否定の形で行われることが多い。
ほめき (三重の方言)
火のそばなどで顔がほてる。 ごみもやしとったらえらいほめきでなー(ごみを燃やしていたらひどい火照りでね)
〜まいか(1) (三重の方言)
〜しようよ。 はよよばれよまいか(早くご馳走になろうよ)勧誘。動詞の意志形につく。ちなみに志摩で「行かまいか」と言うときは、「行かずにおこうか」という意味である。
〜まいか(2) (三重の方言)
〜だろうよ。 かってにいくやろまいか(勝手に行くだろうよ)推量。
らちあく (三重の方言)
こわれてだめになる。 きーつけな、いーらちあけんに(気をつけないと、胃をこわすよ)