かな‐くぎ【金釘】
1 金属で作った釘。 2 「金釘流」の略。
かなくぎ‐の‐き【金釘の樹】
クスノキ科の落葉小高木。山地に生え、樹皮は黄白色で、老樹でははがれやすく、鹿の子模様となる。葉は細長く、裏面はやや白い。雌雄異株で、晩春、淡黄色の小花が集まってつく。実は赤く熟す。
かなくぎ‐りゅう【金釘流】
金釘を並べたようなへたな筆跡を、あざけっていう語。折れ釘流。
かな‐くさ・い【金臭い】
[形][文]かなくさ・し[ク]鉄分のにおいや味がする。「—・い水」
かな‐くず【金屑】
金属を細工するときに出る切りくず。
かな‐くそ【金屎/鉄屎】
1 鉄のさび。 2 鉱滓(こうさい)。スラグ。 3 鉄を鍛えるときに落ちるくず。 4 (色を金に見立てて)黄色い軟便。かねぐそ。「—をひるのは乳母の粗相なり」〈柳多留・二二〉
かなくり‐しそう【金栗四三】
[1891〜1983]マラソン選手・指導者。熊本の生まれ。本姓、池部。「かなぐりしぞう」とも。1912年(明治45)開催の第5回オリンピックに、短距離走の三島弥彦とともに初の日本代表として参加。...
かな‐ぐ【金具】
器物・器具に取り付ける金属製の小さな部品や細工物。鐶(かん)・錠・引き手の類。
かな‐ぐさり【金鎖】
金属製の鎖。
かな‐ぐし【金串】
魚や肉を焼くときなどに用いる金属製の串。