あお‐かき【青垣】
《「あおがき」とも》周囲を取り巻いている山々を、青い垣に見立てた語。古代、国褒めの慣用語。青垣山。「たたなづく—山ごもれる大和しうるはし」〈記・中・歌謡〉
あお‐かずら【青葛】
1 アワブキ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。他の木にからみついて伸び、葉は卵形。春、黄色の小花が咲き、実は青色。中国・四国・九州の山野に自生。 2 ツヅラフジの別名。
あお‐かび【青黴】
不完全菌類モニリア目アオカビ属のカビの総称。外観が青・緑色を呈し、パンなどの食品や皮革製品に生える。酵素やペニシリンの生産、チーズの熟成に利用される種もある。
あお‐かみきりもどき【青擬天牛】
カミキリモドキ科の甲虫。体長13ミリくらい。頭胸部は橙黄(とうおう)色、前翅(まえばね)は緑色で金属光沢がある。つぶすなどして体液が身体につくと激しい皮膚炎を起こす。