あかつきのてら【暁の寺】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第3巻。昭和45年(1970)刊。第2巻「奔馬(ほんば)」の主人公の青年の生まれ変わりを自称する、タイの王女を巡る官能的な物語。
あかつきのほし【暁の星】
《原題、(イタリア)Stella mattutina》イタリアの女流詩人・小説家、ネグリの小説。1921年刊。別邦題「あけの明星」。
あかつきのめだま【暁の目玉】
福田清人の自伝的な児童小説。昭和43年(1968)刊。「春の目玉」「秋の目玉」とあわせた三部作の最終作。
あかつき‐の‐わかれ【暁の別れ】
女の家に泊まった男が、暁に別れて帰ること。「あな、苦しや。—や」〈源・総角〉
あかつきはひかりから【暁は光から】
《原題、(イタリア)L'alba sepàra dalla luce l'ombra》トスティの歌曲集「アマランタの四つの歌」の第2曲。ダヌンツィオ作詞。
あかつき‐ファイブ【AKATSUKI FIVE】
バスケットボールの男子・女子日本代表チームの愛称。平成28年(2016)に日本バスケットボール協会が発表した。 [補説]チームカラーである黒と赤を暁(あかつき)の空の色になぞらえ、コートで戦う5...
あかつき‐やみ【暁闇】
夜明け前、月がなく辺りが暗いこと。陰暦で、1日から14日ごろまで、月が上弦のころの現象。あかときやみ。「うば玉の—の暗き夜に何を明けぬと鳥の鳴くらん」〈続後撰・雑中〉