つき‐あがり【付き上がり】
相手のおとなしいのに付け込むこと。つけあがり。「弱みを見せるとなほ—がする」〈滑・膝栗毛・五〉
つき‐の‐しま【月の島】
《Isla de la Luna》チチカカ湖にある島。ボリビア領。段々畑が広がり、インカ帝国時代の石積みの遺跡が点在する。太陽の島とともに、インカの聖なる場所として崇(あが)められてきた。イスラ...
つきだし‐もの【突き出し者】
1 仲間はずれにされた者。のけ者。「親子二人うなづいて、女房独りを—」〈浄・日本武尊〉 2 罪を犯して奉行所などに突き出された者。「この俺をば—にしやあがるかえ」〈伎・浮名横櫛〉
つぐない‐きん【償い金】
損害の賠償として支払う金銭。あがないきん。
つい‐くぐ・る【つい潜る】
[動ラ四]ひょいとくぐる。すばやくくぐる。「但馬すこしも騒がず、あがる矢をば—・り、さがる矢をばおどり越え」〈平家・四〉
つけ‐ずまい【付け争ひ】
《「つけすまい」とも》馬が人や荷物などをのせるのを嫌って暴れること。「この馬にはかに—をして、騰(あが)っつ跳(をど)っつ狂ひけるに」〈太平記・二〇〉
つけ‐あが・る【付(け)上(が)る】
[動ラ五(四)]相手が寛大なのをいいことにして、わがままを言ったり、思いあがったことをしたりする。「—・ってあれこれ注文をつける」
つかさめし‐の‐じもく【司召の除目】
在京の諸官を任命する公事(くじ)。古くは春、平安中期ごろから秋に行われるようになった。内官の除目。秋の除目。京官の除目。→県召(あがためし)の除目
ついか‐かんじめん【追加漢字面】
ユニコードで採用される符号化文字集合UCS-4において、基本多言語面に収められなかった漢字を割り当てた符号の領域。UTF-8・UTF-16・UTF-32のいずれの文字符号化方式においても4バイト...
ちっか‐こう【窒化鋼】
アンモニアガス中などで熱し、表面の窒素含有量を増して硬化させた鋼。また、それに適する、少量のアルミニウムやクロムなどを含む鋼材。製品は内燃機関のシリンダーなどに使用。