あ‐きょう【阿嬌】
《「阿」は親しみを表す語、「嬌」は漢の武帝の蕭(しょう)皇后の幼名》美しい女の人。「五人の—が手早く杯盤を片寄す所に」〈蘆花・黒潮〉
あ‐きょう【阿膠】
中国、山東省東阿県で作られる上質の膠(にかわ)。接合のほか、漢方薬などに用いる。
あきよし‐ぞうざんうんどう【秋吉造山運動】
中生代初期に起こった、本州日本海側の地域を中軸とする地殻変動。秩父古生層が波状に押し曲げられ、一部は変成岩になり、褶曲(しゅうきょく)山脈を形成。本州造山運動。
あきよし‐だい【秋吉台】
山口県西部にある石灰岩台地。狭義には秋吉台国定公園の地域をさす。秋芳洞(あきよしどう)・大正洞などの鍾乳洞(しょうにゅうどう)があり、日本最大のカルスト地形。鍾乳洞内の地下水系は、平成17年(2...
あきよしだい‐こくていこうえん【秋吉台国定公園】
秋吉台の中央を流れる厚東(ことう)川から東を占める国定公園。秋芳洞(あきよしどう)などを含む。
あきよし‐どう【秋芳洞】
山口県西部、秋吉台(あきよしだい)の地下100メートルに広がる鍾乳洞(しょうにゅうどう)。特別天然記念物に指定されている。古くは「滝穴」とよばれていた。しゅうほうどう。
あき‐らか【明らか】
[形動][文][ナリ] 1 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。「水の中に—な光線がさし透って」〈花袋・田舎教師〉 「夜深き月の—にさし出でて」〈源・椎本〉 2 はっきり...
あきら‐け・し【明らけし】
[形ク] 1 明白である。はっきりしている。「すでに天のうけざるところ—・し」〈保元・上〉 2 汚れや濁りがなく、清らかである。「—・き名に負ふ伴(とも)の緒心努めよ」〈万・四四六六〉 3 賢明...
あきら・む【明らむ】
[動マ四]物事が明らかになる。確かめられる。〈日葡〉 [動マ下二]「あき(明)らめる」の文語形。
あきら・む【諦む】
[動マ下二]「あきら(諦)める」の文語形。