あし‐わけ【葦分け】
[名・形動ナリ]舟が葦の生い茂ったところを押し分けて進むこと。また、物事をするのに障害があるさまにたとえていう。「過ぎぬる夜は—なることのありしなり。今夜は必ず待て」〈頼政集・詞書〉
あしわけ‐おぶね【葦分け小舟】
葦の中をこぎ分けて進む小舟。多く、物事に差し障りの多いことをたとえていう。「湊入りの—障り多みいま来む吾をよどむと思ふな」〈万・二九九八〉
あしわけぶね【蘆分船】
俳諧集。立羽不角編。元禄7年(1694)刊。四季に合わせた全4冊からなる。
あし‐わざ【足技/足業】
1 相撲・柔道などで、足を使って相手を倒す技。 2 「足芸(あしげい)」に同じ。
あし‐わら【葦原】
⇒あしはら