あたり‐さわり【当(た)り障り】
他に悪い影響を与える事柄。差し障り。「—のない話題を選ぶ」 [補説]多くは「当たり障りがない」「当たり障りのない」の形で使う。
あたり‐ちら・す【当(た)り散らす】
[動サ五(四)]不快感や不満を自分の胸に収めかねて、関係のない周囲につらく当たったり、怒ったりする。八つ当たりをする。「部下に—・す」
あたり‐どし【当(た)り年】
1 農作物の収穫量の特に多い年。「桃の—」 2 特によいことが多く、思いどおりになる年。「結婚はする、課長にはなる、全く君の—だ」 [補説]2は、よいことの多くある年について言うのが本来の使い方...
あたり‐はずれ【当(た)り外れ】
予想や予報などが当たることと外れること。また、物事が成功したり、失敗したりすること。「—の少ない商売」
あたり‐ばこ【当(た)り箱】
「硯箱(すずりばこ)」の忌み詞。「すずり」の「すり」を嫌っていう。
あたり‐ばち【当(た)り鉢】
「擂(す)り鉢」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐び【当たり日】
何かが起こるその日。その事に出くわす日。「わらはやみをして、—(=発熱ノ日)に侍りつれば」〈大鏡・序〉
あたり‐ぼう【当(た)り棒】
「擂(す)り粉木(こぎ)」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐まえ【当(た)り前】
[名・形動]《「当然(とうぜん)」の当て字「当前」を訓読みにして生まれた語》 1 そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。「怒って—だ」 2 普通のこと。ありふれていること。また、その...
あたり‐み【当(た)り身】
「擂(す)り身」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。