もはら【専ら】
[副] 1 「もっぱら」に同じ。「生前—十二頭陀を行持して」〈正法眼蔵・行持上〉 2 (あとに打消しの語を伴って)まったく。少しも。「—かかるあだわざなどし給はず」〈源・手習〉
やくしゃ‐こども【役者子供】
1 役者は芝居のことしかわからず、まるで子供のような世間知らずであるということ。 2 少年の歌舞伎役者。「惣(そう)じて—の取る銀は、当座のあだ花ぞかし」〈浮・永代蔵・四〉
はん‐ぜい【反噬】
[名](スル)動物が恩を忘れて、飼い主にかみつくこと。転じて、恩ある人に背きはむかうこと。恩をあだで返すこと。「人民の為に、—の患に陥らんことを慮り」〈竜渓・経国美談〉
パラダイス【paradise】
1 アダムとイブが住んだというエデンの園。 2 キリスト教で、救われた人の行く所。天国。楽園。 3 悩みや苦しみのない、楽しい世界。「若者たちの—」
ジョージアン‐ハウス【The Georgian House】
英国スコットランドの都市エジンバラ、新市街西部にある建物。シャーロット広場の北側に位置する。18世紀末のジョージ3世時代、新たな都市計画に基づき、建築家ロバート=アダムの設計によりジョージアン様...
たいへいきちゅうしんこうしゃく【太平記忠臣講釈】
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二・三好松洛らの合作。明和3年(1766)大坂竹本座初演。「仮名手本忠臣蔵」などの先行作を参考に、赤穂義士の仇討(あだう)ちを脚色したもの。
たいわん‐パナマ【台湾パナマ】
台湾・沖縄などで産する、アダンの葉の繊維で作った夏帽子。パナマに似ているが、薄茶色で安価。台湾帽。
そら‐な【空名】
身に覚えのないうわさ。あだな。「—ヲタテル」〈和英語林集成〉
た【他】
[音]タ(呉)(漢) [訓]ほか あだし [学習漢字]3年 1 当面のものや自分以外の事柄。ほか。ほかの。「他国・他日・他社・他人・他方・他力(たりき)/自他・諸他・排他・利他」 2 あるべき心...
そではぎさいもん【袖萩祭文】
浄瑠璃「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」の三段目切(きり)の通称。雪中、娘お君に手を引かれて、父母の住む門口にたどり着いた盲人の袖萩が、祭文にことよせて切々と思いを述べる。