ぬみ【要害/要】
1 攻防上で重要な地点。要衝。ぬま。「賊虜(あだども)の拠(を)る所は皆是—の地(ところ)なり」〈神武紀〉 2 たいせつなこと。要点。ぬま。「機(はかりこと)の—を宣示(のたまひしめ)して先づ当...
何(なん)とか彼(か)とか
ああだとかこうだとか。なんとかかんとか。「また—云って来られると面倒だからね」〈漱石・明暗〉
なま‐め・く【艶めく】
[動カ五(四)]《「なま」は未熟の意》 1 異性の心を誘うような色っぽさが感じられる。また、あだっぽいふるまいをする。「—・いたしぐさ」「このくるまを女車とみて、寄り来てとかく—・くあひだに」〈...
何(なん)だ彼(か)んだ
ああだこうだ。あれやこれや。なんのかの。なんだかだ。「—と難癖をつける」
ねんぶつ‐じ【念仏寺】
京都市右京区にある浄土宗の寺。山号は華西山。空海開創の五智山如来寺を法然が中興し、現寺号に改めたと伝える。8月24日の地蔵盆の千灯供養は有名。化野(あだしの)の念仏寺。
後(のち)悔(くや)・し
あとになって悔まれるさま。「深き心も知らであだ心つきなば、—・しき事もあるべきを」〈竹取〉
な‐だた・り【名立たり】
[動ラ変]《「なたちあり」の音変化》名が立っている。有名である。「世の中に—・り給ひつる仇人(あだびと)の」〈宇津保・嵯峨院〉
はな‐ごころ【花心】
1 《すぐに散ってしまうところから》移りやすい心。あだ心。浮気心。「—におはする宮なれば」〈源・宿木〉 2 華やかな心。「ひらく連中(いちざ)の—、若やぐ春の一趣向」〈人・恵の花・自序〉
はやり‐ごころ【逸り心】
はやるこころ。勇みたつ心。「あだめきたる—は、うち思ひて」〈源・末摘花〉
バスパワード‐ハブ【bus powered hub】
ACアダプターなどの電源を必要としないUSBハブ。電力をUSB経由でパソコンから供給するため取り扱いが容易だが、消費電力の大きいプリンターやスキャナーには向かない。→セルフパワードハブ