いと
[副] 1 非常に。たいへん。きわめて。「三寸ばかりなる人、—うつくしうて居たり」〈竹取〉 2 ほんとうに。まったく。「忘れ草種とらましを逢ふことの—かく難きものと知りせば」〈古今・恋五〉 3 ...
いつくしま‐ぎれ【厳島切】
厳島神社所蔵の名物切の一。二重の四角の内に螭竜文(あまりょうもん)を織り出した浅黄の緞子(どんす)。
いと‐しも
[副] 1 《副詞「いと」+連語「しも」から》非常に。きわめて。「—悔しう思ひ給へらるる折多くなむ」〈源・須磨〉 2 (あとに打消しの語を伴って)あまり。たいして。「この度の司召しにも漏れぬれど...
いつ‐ぶん【逸聞】
世間にあまり知られていない、興味ある話。
いっ‐きょう【一驚】
[名](スル)驚くこと。びっくりすること。「あまりのすばらしさに—する」
いま‐うらしま【今浦島】
(浦島太郎の物語のように)長年の間離れていたところに戻って、あまりの変わり方に呆然(ぼうぜん)とすること。また、その人。
いく‐ばく【幾何/幾許】
1 数量・程度の不明・不定なことをいう語。どれほど。「—の利益を得たか」 2 (「いくばくか」の形で)ある程度。若干。「旅費はまだ—か残っている」 3 あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、数...
生(い)きた空(そら)がな・い
恐ろしさや苦しみのあまり生きている気持ちがしない。
いさ・む【勇む】
[動マ五(四)]心が奮いたつ。勇気が沸き起こる。はりきる。「—・んで試合に臨む」「喜び—・む」
[動マ下二] 1 励ます。元気づける。「(延寿・大炊ガ)あまりに怯(おく)れたれば、—・むるな...
いず‐れ【何れ/孰れ】
[代]不定称の指示代名詞。どれ。どちら。どっち。「—の物も名品ぞろいだ」「合否—の場合も通知します」
[副] 1 いろいろな過程を経たうえでの結果をいう。いずれにしても。結局。「その場はごま...