げんせい‐あん【元政庵】
京都市伏見区深草にある日蓮宗の瑞光寺の異称。元政の創始した法華道場で、もと藤原基経が建立した極楽寺の跡という。山号は深草山。
こうえつ‐じ【光悦寺】
京都市北区にある日蓮宗の寺。山号は大虚山。本阿弥光悦の没後、日慈を開山として、それまであった大虚庵を寺としたもの。茶室や光悦垣とよばれる垣根で知られる。境内に光悦の墓がある。
こうさい‐じ【広済寺】
兵庫県尼崎市にある日蓮宗の寺。天徳3年(959)多田満仲の創建と伝える。正徳4年(1714)日昌が復興。近松門左衛門の墓がある。
こうそく‐じ【光則寺】
神奈川県鎌倉市長谷にある日蓮宗の寺。山号は行持山。日蓮の竜ノ口法難ののち、北条時頼の家臣宿屋光則が帰依して自邸を寺として寄進したもの。開山は日朗。
こ・える【越える/超える】
[動ア下一][文]こ・ゆ[ヤ下二] 1 (越える)物の上・間・境界などを通り過ぎて、向こうへ行く。「打球がフェンスを—・える」「山を—・え、また谷を—・える」「海を—・えてきた便り」「国境を—・...
こくぎ‐かん【国技館】
東京都墨田区横網(よこあみ)にある日本相撲協会の常設館。明治42年(1909)両国に設立され、昭和29年(1954)蔵前に移転。昭和60年(1985)現在地に新設。大相撲の本場所(1月・5月・9...
こんぽん‐じ【根本寺】
新潟県佐渡市にある日蓮宗の寺。山号は塚原山。天文21年(1552)、日蓮が「開目鈔」を著した三昧堂の旧跡に日成が開創。
ごたい‐の‐みうら【御体の御占】
古代、毎年6月と12月の10日に神祇官(じんぎかん)で天皇の身体に特に注意する必要のある日を占い、上奏した儀式。
さがわくんからのてがみ【佐川君からの手紙】
唐十郎の小説。昭和56年(1981)、パリで起きた殺人・人肉食事件の犯人である日本人男性との手紙のやりとりをまとめた作品。昭和57年(1982)発表。同年、第88回芥川賞受賞。
さんけい‐えん【三渓園】
横浜市中区本牧にある日本式庭園。三渓と号した明治時代の実業家、原富太郎が築造。臨春閣など、重要文化財に指定された建造物が多い。