り‐しょう【離礁】
[名](スル)船が、乗りあげた暗礁を離れて浮かぶこと。
らくちゅう‐づくし【洛中尽(く)し】
京都中の名所を絵や文章で並べあげたもの。「—を見たらば、見ぬ所を歩(あり)きたがるべし」〈浮・永代蔵・二〉
ヤコブソン【Roman Osipovich Yakobson】
[1896〜1982]ロシア生まれの米国の言語学者。プラハ学派の代表者の一人で、構造主義音韻論を確立。また、一般言語学・スラブ言語学・言語病理学・詩学などで業績をあげた。著「音声分析序説」「一般...
メイエ【Antoine Meillet】
[1866〜1936]フランスの言語学者。印欧語の広範な分野にわたってすぐれた業績をあげた。著「印欧語比較文法序説」「古典アルメニア語比較文法要説」など。
もり‐ずな【盛(り)砂】
1 うず高くもりあげた砂。 2 儀式のときや貴人を迎えるときなどに、車寄せの前の左右に砂を高く盛り上げたもの。立て砂。
はた‐ち【二十/二十歳/廿】
1 20歳。「—を迎える」 2 20。「比叡の山を—ばかり重ねあげたらむほどして」〈伊勢・九〉
パウル【Hermann Paul】
[1846〜1921]ドイツの言語学者。青年文法学派の中心的指導者の一人で、歴史言語学の原理と方法に関して大きな業績をあげた。著「言語史原理」など。
そう‐たい【掃苔】
墓の苔(こけ)をきれいに取り去ること。転じて、墓参り。特に盂蘭盆前の墓参りをいう。《季 秋》「—の埃あげたる箒かな/麦南」
つり‐ひげ【釣り髭】
ひげの先を上方にはねあげた口ひげ。江戸時代、寛永(1624〜1644)のころ、中間(ちゅうげん)・奴(やっこ)などが行った。
でっち‐あげ【捏ち上げ】
でっちあげること。また、でっちあげた物事。捏造(ねつぞう)。「—の事件」