たいりゅう‐けん【対流圏】
大気圏の区分の一。地表から極地方では高さ約8キロ、赤道地方では約17キロまでの大気の層。日射により対流を生じ、雲・雨などの天気現象はこの圏内で起こる。上面を圏界面といい、その上は成層圏になる。
たい‐すう【対数】
x=ay(a≠1, a>0, x>0)という関係があるとき、yをaを底(てい)とするxの対数といい、y=logaxと表す。xを対数yの真数という。ロガリズム(logarithm)。
だい‐だい【橙/臭橙/回青橙】
1 ミカン科の常緑小高木。葉は楕円形で先がとがり、葉柄(ようへい)に翼がある。初夏、香りのある白い花を開く。実は丸く、冬に熟して黄色になるが、木からは落ちないで翌年の夏に再び青くなる。実が木につ...
だいとうさいいきき【大唐西域記】
中国唐代の僧玄奘(げんじょう)の西域・インド旅行の見聞録。12巻。弟子の弁機の編録により646年成立。地理・風俗・言語・仏教事情・産物・伝説などを、629年から645年までの遊歴の順に記したもの...
たか‐いびき【高鼾】
音の大きいいびき。また、ぐっすり寝入っていること。「騒ぎをよそに—をかく」
たけ【竹】
1 イネ科タケ亜科の多年生植物の総称。長く横にはう地下茎から地上茎がまっすぐに伸びる。茎には節があり、節と節の間は中空。地下茎から出た若芽を竹の子といい、食用にする。花はふつう数年から数十年の周...
だく‐だく【諾諾】
[ト・タル][文][形動タリ]他人の言葉にさからわないで承諾するさま。「唯唯(いい)—と従う」
だ‐けども
[接]「だけれども」のくだけた言い方。「声はとてもいい。—曲がよくないね」
だく【諾】
[常用漢字] [音]ダク(漢) [訓]うべなう 1 よろしいと承知する。うべなう。「諾意・諾否/一諾・応諾・快諾・許諾・受諾・承諾・然諾・内諾」 2 承知する返事。はい。「唯唯諾諾(いいだくだく...
たくじょう‐ち【卓状地】
安定大陸を成す基盤岩の上を、堆積物が薄く覆った広大なテーブル状の地形。辺縁部は急崖となる。シベリア卓状地、ロシア卓状地などが知られる。基盤岩が地表に露出したものは楯状地といい、卓状地に囲まれる。...